創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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機械の疑問 みっくまっく
機械の科学は進んだが、人間科学はなかなか進んでいない。人間は、機械と違い、生きている。機械と違って、進歩する。
私が、カゼをひいて、耳鼻科に診察に行ったときのことだ。治療が早く終わり、会計で待っていた。番札通知TV(診察可の人)を目線に注目した。すると、隣(TVの中)に会釈をする女性が出てきて、こちら側に何回もお辞儀をしていた。ほとんど人間の動作とおなじだが、私は、一つだけの難点に気付いた。人間は、決まった速さ、決まった角度でお辞儀をしろといわれても、角度はバラバラ、決まった速さはずれが多いだろう。一方、機械のほうは、一定の速さ、一定の角度で実行できる。このような事がおきるのは、機械は生きていないから、または、機械は一定のことしかできないからだと思う。人間は、生きているから体の振動で角度、速さが変わってしまうのである。私は、これほど機械のことをまるで天文学者の様に真剣に考えたことはなかった。
私も持っているが、「たまごっち」というゲームがある。それは、機械の中でペットを育成する遊びだ。そこで、私が思ったことは、ゲームの中で生き物を育てるのと、実際のペットなどの生き物を育てるのはまったく違う。そう疑うのは、生物には、「命」があるからだ。あと一つ、機械には、心が無いから何をやってもうれしくも何も感じないのだ。
私は、機械には、何もないから、いくら頼ったって一定のことしかできないということがわかった。
講評 sarada
三段落もじょうずにまとめたね。
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