創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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やごのぎんぞう しゅうちゃん
〔構成〕ぼくは、六月一日〔数字〕に、やごとりをしました。学校のきたないプールには、たくさんのやごがいました。ぼくは、水ぎをきて、あみや水そうをもって、きたないプールに入りました。そこはまるでチョコレートの中みたいでした。〔たとえ〕さいしょは、六ぴきとったと思ったのだけど、二ひきはぬけがらでした。ぼくは、そのとった中で、一ばん大きいぎんやんまのやごを家にもってかえってきました。名前は、「ぎんぞう」で、あだなは、ぎんちゃんちゃんにしました。ぼくは、お母さんに「一ぴきだけしか、もってかえっちゃダメだよ。」と言われていました。ぼくは、なぜたくさんもってきちゃだめなんだろうと思いました。もし、たくさんやごをもってかえったてきたら、お母さんは、おにのようにさけんでいただろうと思います。ぎんぞうは、もうなんかいもだっぴをしているはずです。なぜかというと、あたまからおしりまで、すでに五センチメートルぐらいはあるからです。お父さんが「ぎんぞうは、ミミズをたべるぞ。」と言ったので、さいしょは赤ミミズをあげました。そしたら、ぎんぞうは、おいしくなさそうにたべていました。つぎは、大きなミミズにしました。それは、朝お父さんとトレーニングをしているとき、大きなミミズを見つけたので、家にもってかえりました。ぎんぞうに、大きなミミズをあげたら、するどい口で、バクッとたへました。すごくドキドキしました。ぎんぞうは、すごくおいしそうにミミズをたべていました。かぞくみんなで、ぎんぞうがトンボになるすがたをねがっています。なぜかというと、お兄ちゃんが二年生の時にもって帰ってきたやごが、ハネがうまくひらかなくて、とべないトンボにになってしまったからです。だからこんどは、かぞくみんなでがんばって、トンボにしてやりたいと思っています。かわいいトンボになれよ! ぎんぞうがんばれ。
講評 iyo
家でかっている〈やごのぎんぞう〉のことを書いてくれました。とてもじょうずに書けています。ぎんぞうのようすや家ぞくみんなの気もちが、よくわかりましたよ。がんばりましたね。
はじめに、「6月1日にやごとりをした〜」と、すう字がくわしく書けました。学校のプールにやごがいたのですね。「まるでチョコレートの中みたい」というたとえがとてもじょうずです。そして、6ぴきとった中でいちばん大きい、ぎんやんまのやごをもってかえって、ぎんぞうと名づけたのですね。お母さんに「1ぴきだけ〜」と言われていた話もおもしろいです。
それから、家ぞくみんなでぎんちゃんを大じにそだてていることを、くわしく書いてくれました。ぎんちゃんが5センチもあって、大きなミミズをおいしそうにたべたところは、よんでいてドキドキしました。じょうずに書けましたね。
家ぞくみんなが、ぎんちゃんを大じにするりゆうを書いてくれたのも、とてもよかったです。さいごのむすびも、よくできました。がんばれ、ぎんぞう。
〈構成〉は満点です。すみませんでした。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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