創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   日本語   すずめ

  日本語は、いつまでも日本民族によってしか使われたことのない内輪の言葉、つまり部族言葉だ。英語というのは、外の支店と内の視点が合作で作り上げためずらしい言語だ。
そして、私達の母国である日本語は、いま徐々に外の支店を髪して整理される芽生えがでてきている。また、日本をこれからどうやって日本語を刈り込んでいったら、国際普及の日本語になるかということを考えなければならない。
 シンガポールにくるまで私は日本人だから、日本語は簡単で覚えやすいなと思っていた。ある時、同じ学校の韓国人の友達が日本語を習い始めた。それと同時に私も英語を習い始めた。英語を習っている自分はこの1年間でとても上達したと思う。しかし同じ時期にはじめたのに日本語を習っている韓国人は私の英語のように上達しない。そのことをきっかけに私は最近、日本語は英語や他の言葉に比べてむずかしいと思うようになった。
 日本語は英語にはないものをたくさん持っている。例えば、英語は自分のことを言うのにアイしかない。しかし、日本語では、私、ぼく、おれ、うち、おいら、わし、せっしゃ、ぼくちんなどいろいろな言い方がある。そのほかに英語ではあなたのことを言うのにユウーしかないが日本語では、あなた、あんた、君、そなた、おまえなどいろいろある。このように日本語は英語に比べてとてもめんどうくさい。
 私には関西の友達がいる、その子のいっていることはだいたいわかるが、たまにわからないことがある。例えばアイポッドがこわれたというのをアイポットがつぶれたという。初めて聞いた時私は、アイポッドがつぶれるなんて、まるで紙の箱がつぶれたように聞こえておかしいなと思った。けれど、だんだんその子とすごしていると理解できるようになった。
 人間にとって言葉とは、国や場所によってちがう。そして、私は日本人だから、日本語を普及していきたい。でもそのためには、自分が日本語の習慣などをきちんと理解しなければならないと思う。

   講評   takeko

 いい清書になりました。書き直しもできましたね。清書は、「要約」はとってくださいね。そこは、自分の書いた文ではないからです。こうして読み返すと、第二段落と第三段落の実例は、最後の段落では、前の段落に書いたことを結びつけてくださいね。そうすると、作文がまとまったものになります。段落と段落がばらばらに別の話がならんでいるだけでは、だめなんですよ。この作文の場合は、「でもそのためには、自分が日本語の習慣(→特徴)などをきちんと理解しなければならないと思う」を「しかし、今までの体験からも、日本語というのはむずかしいことがわかった。場合によって、ことばを使い分けなければいけないし、方言もあるからだ。(「体験実例」をまとめて説明文・意見化します)どちらも日本語の良さであると思う(だからそれらをなくして、単純にしようという考えはよくない)。そうしたこともふくめて、日本語の普及のためには日本語の特徴をきちんと理解しなければならないと思う(ここは、自分が何ができるか書けていていいです!)」
などなどです。
がんばってね!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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