国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ぎんぞうのたび立ち   しゅうちゃん

 おととい、ぎんやなまのやごのぎんぞうがねたび立ちました。ぎんぞうは、毎日ミミズのエサをあげていたので、大きくそだっていました。その日は、ぼくはねていました。夜の九時はんぐらいにお父さんが、
「ぎんぞうが、羽化するぞ。<<会話>>」
と言ったので、びっくりしてすばやくおきて行きました。ぎんぞうは、ミミズをエサにしていましたが、さいきんは、じーっとしていてエサをたべませんでした。ぎんぞうの羽化した色は、うすい黄みどり色でした。羽化は、一ばんかかるとお父さんが言っていました。ぼくが見たときは、まだはねがひらいていなくて、しっぽが、うずまきじょうの形になっていました。まるで、カメレオンのしっぽがちぢんだみたいになっていました。朝おきて、いそいで水そうを見に行ったら、ぎんぞうがいませんでした。わりばしの上にぬけがらがあったので、ぼくは、
「がんばってやったんだなぁ。」
と思いました。ぬけがらを見たら、豆が入るくらいのあながあいていました。あんな小さいあなから、ぎんぞうの体ぜんたいがでるなんて、すごいと思いました。もしもそのあなに豆をいれてみたら、ぬけがらがはれつするかな。ぎんぞうがたび立って、あたらしいぼうけんのはじまりになってよかったです。ぼくの家には三週間ぐらいいました。ぎんぞうが、かんばってぎんやんまになることができて、うれしかったし、すごいと思いました。

   講評   iyo

 まえに書いてくれたやごのぎんぞうが羽化(うか)してとんでいった話を書いてくれました。とてもじょうずに書けましたね。ぎんぞうがぶじにとんぼになって、ほんとうによかったですね。



「おとといぎんぞうがたび立ちました」という書き出しが、とてもいいですね。すてきなものがたりのはじまりです。
 夜の9時半くらいに、ぎんぞうの羽化に気がついたのですね。さい近エサを食べなかったことや、羽化した色がうすい黄みどり色だったことなどが、とてもくわしく書けました。
 そして、羽化がはじまったぎんぞうのようすも書いてくれました。「まるでカメレオンのしっぽがちぢんだみたい〜」と、たとえを入れることもできましたね。
 つぎの朝おきて、水そうを見たときには、もうぎんぞうはいなかったのですね。あとにのこったぬけがらに、豆が入るくらいの小さなあなを見つけたときの話も、くわしくておもしろいですね。
 さいごに、思ったことも書けました。ぎんぞうもよろこんでいるでしょうね。元気に空をとんでいるかな。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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