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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   運動会のおもらし事件!!   すけこ

「フレーフレーしーろーぐーみー。」
「フレーフレーあーかーぐーみー。」
赤組、白組、どちらが勝つかわからない。今日は五月二十九日、〇〇小学校の運動会のはじまりだ。三番のプログラムは、三年生の短距離走で、ぼくたちの競技です。八レースの二コースにならびました。とてもきんちょうしました。そして、足がおそいので一しゅんビリになってしまうのではないかとも思いました。走っている時、後ろを走っている人にぬかされそうになりましたが、死にものぐるいで走り、ぬかされずに四位になりました。幼稚園の年長から2年生まで、かけっこがビリなので、とてもうれしかったです。
五年生の「てっぺんめざして」を見た後、三年生が「じょいふる」をおどっている時、入場門に並びました。次はおいかけつなひきです。ルールは、一回戦は三組が最初につなを持って「よーい、バン!」の合図でいっせいに引き、四組はつなを引いている近くからコーンを回って、後ろでつなを持って引きます。一組、二組も同じです。二回戦は反対になります。力いっぱいつなを引きましたが、赤組は力が強く、一回戦は赤、二回戦も赤で負けてしまいました。ぼくは白組だったので、負けてとてもくやしかったです。
他の学年の競技を見て、午前の部は終わりです。
十二時二十五分でした。五分ぐらいお母さんを探しました。するとお父さんがかけつけてきて、「〇〇ちゃん!!」とよばれ会うことができました。
家族四人でお弁当を食べました。おにぎりやたまごやき、デザートもありました。アメリカンチェリーとぶどうです。昼休みは十二時半までなので、十二時二十五分に出ました。
午後の部は八木節です。五年生の短距離走を走っている時、入場門に並びバチ(竹のつつ)をうけとりました。五年生の短距離走が終わり、太鼓が鳴っている間に自分の場所へ行き、バチを鳴らします。しっかりポーズをとり、おどります。終わったら、線にそって退場門からぬけます。いすに戻ってバチを戻しました。するともう次の競技が始まっていました。大玉おくりをする時まで他の学年の競技を見ていました。その時にトイレへ行きたくなりましたが、競技を見ていたのでやめました。がまんしたことが後で大変なことになるとは、その時は考えてもいませんでした。
大玉競技で並んでいる時、担任の先生に
「トイレへ行ってもいいですか?」
と聞いてみたら、先生は三組の先生に
「トイレって行っていいのかな?」
と聞いていました。この時、なんで三組の先生に聞くのだろうと思いました。すると三組の先生は
「だめだと思います。」
と言いました。ぼくの心の中は、まるで空気がぬけたようにがっかりしました。だめと言われたので、しかたなくがまんすることにしました。
しかし、最後の整理運動の時に運命の時が来てしまいました。体がガタガタふるえて、とうとうもらしてしまいました。しかし、整理運動は続けました。その後、三組の子がそのことを担任の先生に伝えてくれました。先生は、
「あの時行っとけばよかったね。」と言いました。ぼくは心の中で「今さら言っても後の祭りだよ。」と思いました。
あんな事件がありましたが、八木節も短距離走もがんばれて、とても楽しい運動会でした。

   講評   yuta

 七夕の織姫と彦星。今年は会えるでしょうか。晴れるといいですね。
 私が子どものころ、夏の夜空を見上げると、天の川をきれいに見ることができました。でも、今は見えません。夜の地上が明るくなってしまったからです。
 七夕の時期になると、あの美しい天の川をなつかしく思い出します。ロマンチックな二人の物語を、想像しながら見上げていたものです。
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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