対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   がんばって読んだ本   すももちゃん

 ペラッ。ペラッ。
「なにこれ! 気持ち悪う。」
フムフム。なになに?
「うわっ! ねぇねぇ、この国はね、イルカを食べるんだってぇ。」
「えっ! イルカは食べ物でもあるって知らなかったの?」
「うん…。そうだけど。知っている人の方が少ないでしょ。」
「そうかもね。世界には、わたしたちが食べ物と思っていないものを食べる人々がいるんだよ。」
と、わたしはソファーの上で『世界の民話』という本を読みながら母と話しています。『世界の民話』という本は、とっても字が小さくて、とってもあつい本です。
 わたしは一年生のころ本がきらいで、お母さんに
「本、読みなさいっ!」
と何回も言われていました。それで、しょうがなく読んだのが『世界の民話』でした。字が小さいので目がいたくなりました。十分ぐらい読んだだけでくたくたです。休んでいると、お母さんが
「ほら、何休んでいるの読みなさぁい!」
と言ってくるので、休んでいることもできません。もしも、虫めがねで読んでいたら、目もつかれないで休まないで読めたかもしれません。
 お母さんのちゅういがとんでくると、それまでねっころがっていたわたしは、ぱっとおき上がります。まるでスイッチを入れたきかいのようでした。
 三年生になった今、わたしは本が大好きです。小さい字の本だってらくらく読めるようになりました。もうお母さんに
「本、読みなさいっ!」
となんて、言われません。時間があいている時はいつも本を読んでいます。
 『世界の民話』は、世界のおもしろい話がたくさん入っていたので、おもしろかったです。でも、よくわからない話もありました。今考えると、この本は一年生のとき読むにはむずかしすぎたかなと思います。
 これからは、みんなに
「本、好きだね。」
と言われるように本をたくさん読みます。一ヶ月に五さつくらい読みおわらせるぞ!

   講評   namito

 書き改めた箇所が、さらによくなりました。
 この調子で、7月もがんばりましょう!
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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