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オープンの川
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森川林日記
 森川林の日記。どうでもいいことと重要なことを両方書きますが、重要なことは然るべきところにリンクしておきます。




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GIGAスクール構想による「1人1台端末」の時代のプログラミング学習 (2966字) 森川林(nane) 2021/04/13 15:26:55 12377   5     

GIGAスクール構想による1人1台端末の時代のプログラミング学習を言葉の森で

言葉の森のプログラミング講座は、言葉の森だけのオリジナル講座です。

■オンラインのプログラミングクラス 無料体験学習受付中
■学習内容:Scratch、Micro:bit、JavaScript、HTMLとCSS(PHP、MySQLも予定)
■対象学年:小学4年生以上
■受講料:月4回各45分月額4,400円(ほかに、教材として市販の図書を各自ご用意いただきます)
■お問い合わせは、電話0120-22-3987(平日9:00~19:30)


●全国の小中学生に1人1台の端末が渡される時代

 GIGAスクール構想により、この4月から、全国の小中学生に1人1台の端末が無償貸与されることになりました。
 この端末は、学校で使うだけでなく、家庭に持ち帰って使うことが前提になっています。
 これをネットを見るだけに使わせるのではなく、オンライン教育に生かすチャンスです。



●プログラミングは、出来る出来ないがはっきりしやすい学習

 国語や図工や音楽や体育は、特にそのための学習をしなくても、ある程度はできるようになっています。
 しかし、英語や数学などの勉強は、その勉強の知識を独自に習得しなければ、全くわからないというところが出てきます。
 プログラミングも、同じです。
 プログラミングの知識を何も知らない人が、自分の感覚だけに頼ってプログラミングを操作することはできないので、学習したことのある人とない人との差がはっきり出るものなのです。



●食わず嫌いにならないために必要なプログラミング学習

 大事なことは、プログラミングと聞いただけで、「したことがない」とか「わからない」とか言って、あっさり避けてしまう人にならないことです。
 プログラミングの学習は、ある程度時間がかかるために、学習したことがない人は、初めからプログラミングの話に関わることを諦めてしまうところがあります。
 この傾向は、学年が上がるにつれて強くなっていくので、小学校高学年から中学生や高校生になると、プログラミングの学習をした人としていない人の差はかなり大きくなってしまいます。
 そして、プログラミングの知識がある程度ありさえすれば簡単にできることが、最初から自分には無理だとあきらめてしまうことにもなりかねないのです。



●世の中のプログラミング教室の多くは、面白さ優先の単品プログラミング教育

 2020年からプログラミングが学校の教科として必修になったことから、プログラミング教室が全国各地で様々な形で生まれています。
 しかし、その多くは、子供たちを面白さでひきつけるような仕組みになっていて、教える内容もプログラミングを学んでゲームを作るとかプログラミングを学んでロボット動かすといった単品のプログラミング教育になっているところが多いのです。
 小学校低中学年のころは、面白さを動機としてプログラミングの学習を始めることにも意味がありますが、大事なことは、そこから発展して自分でプログラミングの学習を進めていけるような土台を作ることです。
 だから、プログラミング教室を選ぶひとつの基準は、単なる面白さだけでなく、将来より高度な言語に発展させる道筋があるかどうかということなのです。



●子供たちの将来の目標は、プログラミングを仕事にすることではない

 現在、プログラミング教室を運営している人たちの中には、自分自身がプログラミングで仕事をしていたという人も多くいます。
 すると、プログラミング教育の目標や方向も、自然に将来プログラマーになるようなところで考えがちです。
 しかし、子供たちのほとんどは、将来プログラミングの技術を生かしてゲームを作ったりシステムをメンテナンスしたりするような仕事にはつきません。
 子供たちはもっと自分自身の個性を活かした仕事に携わるようになるはずで、その仕事を支える一つのツールとしてプログラミングの知識と技能があるという関係なのです。
 これはちょうど自動車の運転と似ています。
 自動車の運転を学ぶ目的は、バスの運転手になったり、レーサードライバーになったりすることではありません。
 日常生活の中で車があったら便利だというときに、車を運転できる力をつけるために車の技能を身につけています。
 プログラミングもこれと同じで、プログラマーになることが目的ではなく、自分の生活や人生をより豊かで便利にするためにプログラミングを学ぶということなのです。



●将来の人生に役立つプログラミングは、ウェブページの操作

 将来、子供たちが自分で仕事をするようになると、その仕事の内容を周囲の人に伝える手段が必要になります。
 現在、そういう手段は、SNSやブログやYouTubeなどによってもカバーすることはできますが、その人のすることが個性的なものになればなるほど、また単に情報を伝えるだけではなく他の人に参加を呼びかけて組織的な運営をするようになればなるほど、自分独自のウェブページというものが必要になります。
 現在、このウェブページは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)としてワードプレスなどを利用することで手軽にできるようになっていますが、自分のやることが発展してくると、既成のCMSだけでは物足りなくなり、一部を手直しするような必要も出てきます。
 そのときに役に立つのが、プログラミングの知識です。
 これをもしすべて人に任せるとなると、時間的にも金額的にもきわめて無駄が大きくなり、結局やりたいことをあきらめるということになりかねません。
 プログラミングの学習の目的は、将来自分が個性的な仕事をする際に役に立つ知識と技術を身につけておくということにあるのです。



●新しい知識や技術を貪欲に学ぶ姿勢

 これからの世の中は、様々な分野で技術革新が進み、その速度と広がりはますます大きくなっていきます。
 社会に出てから遭遇する新しい知識は、これまでのように学校で学ぶものではなくなってきます。
 このときに、新しい技術やシステムにすぐに対応できる力は、独学力と言われるものです。
 新しい技術を見たらすぐにそれに関心を持ち自分の仕事や生活に生かそうという姿勢を持つ人と、従来の古いやり方を大事にしいつまでも技術革新から距離を置く人との間では、使える技術の格差はますます広がっていきます。
 今の時代にプログラミングを学ぶというのは、新しいことを貪欲に吸収するという姿勢を作るためにも必要です。
 これからの世の中を変えていくのは、この新しい知識に対応できる人や組織だからです。



●言葉の森のオンラインクラスのプログラミング講座

 言葉の森では、オンラインクラスで、プログラミング講座を開いています。
 1クラスの定員5名以内の講座ですから、気軽に参加でき、友達や先生との交流の場もあります。
 授業内容は、テキストをもとにした自主学習方式で、誰でも自分のペースで学習できます。
 学習の途中でわからないところが出てきたら、先生の個別指導の際に質問できます。
 無料体験学習ができますので、希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。
 電話0120-22-3987(平日9:00~19:30土曜9:00~12:00)



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