元の記事:【重要】算数数学クラスの指導の改善案 (888字)
森川林(nane)
2022/04/06 06:34:21 13690 5 昨年度使っていた錬成テキストの小学生算数は、解説も詳しく、難しい問題も適度にあり、いい教材でしたが、解答が横長になっていることと、注文がしにくいことと、英語が小5からしかないことで、今年度は使わないことにしました。
標準新演習算数も、英語が小5からしかないために、使わないことにしました。
ただし、古い教材を持っている人は、そのままその教材でやっていいことにします。
今年度、採用した算数のウィンパス(文理出版)は、同じウィンパスの英語が小3からあるというのが大きな理由でしたが、内容が教科書レベルで易しすぎるという問題がありました。
そこで、ウィンパス算数小1~小6に加えて、小1・2・3年は、「算数ラボ2」の10級・8級・9級も加えることにし、小4・5・6年は、受験新演習算数小4上下・小5上下・小6上下も加えることにしたいと思います。
算数ラボ2は、将来の算数オリンピックを目指すようなレベルの小学生低学年版です。考えることの好きな子にとっては面白い問題が載っています。
受験新演習算数は、難しい問題もありますが、解答を読めばわかるレベルです。教える先生は、事前にその生徒がどこをやっているか確認し、必要な場合は解答も確認する必要がありますが、教える指導ではなく質問しチェックする指導なので、それほど負担はないと思います。かえって、質問箇所などを見つけやすくなると思います。
中学生の数学は、発展新演習数学が中心ですが、これも解答を見ないとわからない問題があるので、数学が苦手な子にとっては、難しい面があります。そういう子は、標準新演習数学を先に取り組むようにさせてください。
授業の仕方は、これまでは個別指導が中心でしたが、学年が同じ生徒がいる場合は、共通の問題を選んで集団指導形式でやってもいいです。
集団指導は、先生が教えるというよりも、生徒どうしの交流を促すというのが目的です。
また、今後、定期的にテストをして、理解度を把握するということを考えています。
指導の仕方については、木1500と日800の講師研究会などで意見交換をします。自由に参加してください。