元の記事:【重要】プログラミングクラスの教材について(相談) (1621字)
森川林(nane)
2022/08/01 14:59:07 14001 5 夏期講習でプログラミング講座を行ったところ、小学校高学年や中学生で受講を希望する生徒が意外に多いことがわかりました。
現在の小学5、6年生や中学生は、学校のプログラミング指導開始に乗り遅れた世代で、今更プログラミングの勉強をする機会もないという状態にあるのだと思います。
さて、プログラミングの教材ですが、次のようにしたいと思っています。
ご意見、ご要望をお寄せください。
1.「ひらがなでたいけん! スクラッチ はじめてのプログラミング」は、小1でもできる教材で、わかりやすいので体験教材の中身にしていますが、内容が少ないので、プログラミングクラスの教材としては取り扱いません。ただし、この本を持っていてこれでやりたい人がいれば、進めていっていいと思います。(現状を知らせてください。)
2.「できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門」は、わかりやすいテキストでしたので、これをスタート時の教材にしたいと思います。
ただし、この本を面白いところだけをやって、自分なりのオリジナルの工夫を始めると、時間ばかりがかかり基礎が身につかないので、最初のページから順番どおりさせるようにしたいと思います。
3.「手づくり工作をうごかそう! micro:bitプログラミング第二版」は、Scratchのあとの教材として考えていましたが、キットとの対応が不明なので、本格的にすすめていませんでした。ただし、この教材を今やっている人は、昔のキットと組み合わせてやっていくといいと思います。(これも、現状を知らせてください。)
4.これまでのmicro:bitの本とは別に、「micro:bitではじめるプログラミング 第3版 ―親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス (Make: KIDS)」2420円は、キットと対応していて、「スイッチエデュケーション「micro:bitではじめるプログラミング第3版」モジュールセット [micro:bit(マイクロビット)] 10,149円が発売されているので、これがmicro:bitの今後の教材としてはいいと思います。しかし、キットと組み合わせると値段が高いので、micro:bitは、指導としては飛ばして、その先のJavaScriptに移った方がいいかとも思っています。(これも、現状を知らせてください。)
5.JavaScriptは、これまでテキストとしていた「12歳からはじめるJavaScriptウェブアプリ」が、今入荷されていないらしいことと、Htmlやエディタの説明がないことから、新しいテキストに切り替えるようにしたいと思います。候補は、「できるキッズ 子どもと学ぶ JavaScriptプログラミング入門」2420円です。「12歳……」は2017年発行、「できる……」は2018年発行なので、いずれも古い教材ですから、今後子供向けのもっといいテキストが出る可能性があります。しかし、「できる……」の方は、エディタやHtmlの説明もあるので、とりあえず、Scratchのあとは、この本をJavaScriptのテキストにしていきたいと思います。(これも、現状を知らせてください。)
6.Pythonについては、「Python超入門: モンティと学ぶはじめてのプログラミング」と、「ゲーム作りで楽しく学ぶPythonのきほん」の2冊を教材としていましたが、重複部分があるので、「ゲームづくりで……」の方だけに統一したいと思います。(これも、現状を知らせてください。)
いずれの場合も、プログラミング教育の世界は今、毎年新しくなっていますから、教材の変更などは、今後も随時起きてくると思います。
保護者には、こちらから説明しますので、できるだけわかりやすいやり方に変更していきたいと思います。
方針が決まった教材については、講師は書籍を購入し、それを調整湾で請求しておいてください。