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記事一覧 | 新規発言   2024/05/01  ペンネーム・パスワードの変更

これ   しゅしゅ   2004/05/28 19:36:04


 少し前に、三邦人がイラクの人質にされたという事件があった。まだ記憶に新しいニュースだろう。事件が解決するまでニュースはその話題でもちきりだった。もちろん、映像も流れる。しかし、カメラマンが取材に行けるような場合ではないため、現地から送られてきた少ないものだった。三人の人質が縛られ泣きながら暴行をうけている映像は、誰もが目にしたことがあると思う。幸いなことに、事件は一週間程度で解決した。そして三人は日本に帰国してしばらくしてから会見をしたが、それによるとあの映像を撮るときには「泣け」と言われたりオーバーなリアクションをしろと言われたそうだ。イラク人は映像を自分たちの都合の良いように操作していた。テレビの映像や報道に軽軽しく流されてはいけない。自分の目で見て、自分の考えで判断を下したいと思う。
 実際にこの目で見たものでないと信じない、という現場主義が大切だ。もちろん、実際に戦争の現地へ行くことはなかなかできない。しかし、テレビの映像は自分の目で見ているのでなく、カメラマンやテレビ局の編集の人など他人の目を通して見ていると思うくらいの考えでいた方が良い。テレビではないが、私もガイドブックの写真と説明に騙されたことがある。イギリスへ旅行に行ったときのことだ。私は前々から、ガイドブックを読んだりしていてとてもシャーロックホームズ博物館へいきたいと思っていた。小さな写真だったが、リアルなホームズのロウ人形がうつされていて、けっこう楽しそうだなぁと思っていた。しかし、実際に行ってみておどろいた。まず、博物館の大きさが想像していたのよりもぜんぜん小さかった。博物館と言うよりも普通の家だ。それに、日本にある普通の博物館のようにきちんと整備されているのかと思ったら、開館時間も意外と適当だった。しかも、中にゴールデンレトリバーが一匹いた。しかし、イギリスらしい温かい雰囲気がありおみやげをオマケしてくれたりと楽しむことができたと思う。
 また、メディアの多様性を利用することも大切だ。NHKと民法のニュースの感じがぜんぜん違うように、同じ事をとりあげていても、各テレビ局のニュース、ラジオのニュース、口コミ、ホームページ、インターネット上の掲示板では、表現されていること、表現方法が違う。私たちはその中の一つだけを見てそのまま信じるのでなく、色々なメディアを見て、それを自分で考え、そしてやっと判断することができるのだ。特に、本当に多種多様な意見がかかれているのは、インターネット上の「2ちゃんねる」だと思う。同じことでもさまざまな視点からの考えが載っている。しかし、この掲示板の短所はあまり有名でないこと、故に利用者が限られていること、また偏見があることだと思う。

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