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記事一覧 | 新規発言   2024/05/01  ペンネーム・パスワードの変更

元の記事: 途中   高峰   2004/08/04 17:15:32
「途中」   高峰   2004/08/04 17:15:50


 明治時代。鎖国で開いた欧米諸国との差を、一気に取り戻そうとし、数々の文明が日本国へ伝わった。と同時に、先進国を模倣することが重要視され、その結果苦手分野を克服する教育が推し進められることとなった。そのような教育スタイルは、私達の親の世代まで続いた。バブルの崩壊後、日本の経済は低迷している。このような状況を抜け出すためには、強力な指導者が必要である。そのためには、教育を変えるしかない。明治時代以降続いてきた、苦手分野を克服する教育ではなく、得意分野を伸ばす教育を推し進めるべきである。
 そのための第一の方法は、自分の得意なことをアピールすることである。日本人である私達は、基本的に謙虚であるという国民性を持つ。悪く言えば、主張するのが苦手でなのである。しかし、これでは教育者が被教育者の得意分野を知ることができないので、無意味だ。米国人のように、もっとアピールをしなくてはいけない。自分の字は小学一年生の頃は、大変綺麗だったらしい。それを先生にアピールしたところ、硬筆のコンクールに出品するよう言われた。得意分野のアピールがきっかけとなり、大きな舞台に羽ばたくことがある。更にその結果、得意なことが飛躍的に伸びる。と、そんなことがある。しかし、自分の場合は、そんなに上手くいかなかった。出品しようとした自分の作品には誤字があった。消しゴムは使えない。書き直すのもなんだからという先生の判断で、最終的に出品されたのは私の友人の作品なのだ。友人宅に遊びに行ったときに部屋に飾られていた賞状が、無性に羨ましかった。この頃から私には「おっちょこちょい」というレッテルが唐轤黶A算数では計算ミスを連発した。小学二年生になると、母の書く所謂「続け字(繋げ字?)」に憧れ、真似をした。その結果見るも無残な字を生み出すようになった自分の右手は、栄光という言葉とは無縁になってしまったのだ。

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