ここで削除や編集ができるのは書いた人だけです。コードとパスワードを入れてください。
削除
コード(ローマ字):
パスワード:
編集
コード(ローマ字):
パスワード:
【utiからのデータ】
相手: uniha
自分: nane
題名:
名前:
本文:
ユークリッドの幾何学は初めに公理を設定し、そこからすべての性質を導きだす。これはその後の西洋の学問の考え方や方法に対して大きな影響を与えたと言われている。 私も中学生の頃、数学の授業で図形の証明問題を教わった。内容は自分で体験をして解くのではなく、公式を用いて答えを導かなければならないので、決して簡単ではなかった。しかし、一度解くことができると他の問題にも応用して使えるので、幅広い問題に使うことができると思った。 推論は実証的に証明することは難しく、日常的にはあまり使われていない。しかし、宇宙のことなど人間の目で確かめることのできないものを調べる時などには、推論は役に立っている。推論の力によって、科学は飛躍的に進歩したと言える。 また筆者はクローン技術や原子力発電所の例をあげて、わかることの意味、科学的理解と人間的理解の差などが述べられている。 私の家では着色料や農薬など、自分たちの体に悪い影響を与えるものには気をつけている。しかし、最近では遺伝子組み替え食品など目で見ても良いものなのか悪いものなのか判断できないものがある。確かにニュースや新聞などで安全性の保障が伝えられている。しかし、実際に買って口にするとなると不安が残り、その食品を避けてしまう。本当に安全かどうか世の中に浸透するまでは、買おうとは思わない。 新しいことを試みる時にはいくら理屈で安全と言われても、「もしかしたら」という不安が残ってしまう。その不安を取り除くためには、より深く、わかりやすい説明と、私たちのわかろうとする意欲が必要だと思う。 しかし、科学技術を理解するには個人の努力だけでは限度がある。一般の人に正しい理解をしてもらうためには、専門家のわかりやすく、正確な情報が必要だ。 推論は多くの場合、類似したものに対応できるが、あくまでも可能性が高いということである。そのため必ず対応できない部分が出てくる。正しいかどうかは実際に確認することが必要である。 数学の問題を解く時も公式を使えば似た問題がすべて解けるというわけではなく、よく確かめる必要がある。 アナロジーについて筆者は、未知の現象の解釈によく使われる、対比や類推と呼ばれているものであると述べている。しかし、それによって間違いなく同一であると言いきることは実は容易ではないとも述べている。 私は中学生の頃、吹奏楽部に入っていてとトランペットをやっていた。初めは音が出せなくて悩んだ。しかし、先輩に「風船を膨らますようにするといいよ」と言われ、そのとおりにしたら音が出せるようになった。どの説明書よりも先輩の説明が一番わかりやすかった。比喩を使った説明は便利だと思った。 比喩は物事を説明する時など、わかりやすく相手に伝えることができ、応用もできて役に立つ。しかし、間違ったアナロジーに捕らわれてしまい、危険なことにもなる。 推論とは便利で役立つ時と、間違って危険な時との二面性を持っていることを頭に入れておかなければならない。 「わかる」ということは一見あたりまえのように見える。しかし、この本を読んで「わかる」とは単純なものではないということがわかった。しかも今日のように科学技術が高度に発達し、複雑化した社会では市民の義務として科学のもたらす影響や、社会の仕組みについて考えていく必要がある。私も桜美林大学でコミュニケーションを学び、環境や立場の違う人がどのように考えているかを知り、話し合っていきたい。
上のutiの本文が、下のhyoukaの本文にも上書きされる。
その他:
/parent_id:80
/id:81
/root_id:80
/email:
/nitiji:2003-10-07 18:22:18
自分のパソコンの中にある画像を使う場合は、
●画像の泉
をご利用ください。 (
●絵の実
)