作文検定の評価結果サンプル
評価結果が受検者ごとに表示されます。
サンプルの作文は、中学1年生が書いたものを字数を700字程度に縮めたものです。
中学1年生以上は、最初の受検は7級からになります。
課題は、月によって異なります。
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■合否 7級 合格!
池田七郎さん、今回の作文を拝見して、幼少期の家庭での愛情と躾が人の成長にどれほど大切かをしっかりと考え、自分の経験を交えながら伝えている点に感心しました。特に、「外は固く中はやわらかいチョコレートのように、愛の中に躾がある」という
比喩表現はとても印象的で、愛と躾が一体であることをわかりやすく表現できていますね。ご自身のわんぱくだった幼少期と母親の躾によって成長した話も、具体的で説得力があり、読んでいる人に親しみやすさを感じさせます。
また、ベネッセ教育総合研究所の調査を引用して、幼少期の経験がその後の人生に
影響することを示した点も、客観的な視点を加えていて文章に深みを
与えています。こうした多角的な視点を持つことは、これからも作文を書くうえで大切にしてほしいところです。
一方で、文章全体の構成はよくまとまっていますが、段落ごとのつながりをもう少し意識すると、さらに読みやすくなります。例えば、「愛と躾の関係」から「幼少期の
影響」へと話が移る部分で、接続語を使って流れをスムーズにすると、読み手が内容を追いやすくなります。見本としては、「まず第一に…」「次に…」「このように」といった言葉を使うとよいでしょう。
これからも、自分の体験を大切にしながら、わかりやすく伝える工夫を続けてください。池田さんの文章には、すでに豊かな表現力と深い考えが感じられます。これからの成長がとても楽しみです。
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■語彙評価 本質的な問題に he 03月2週 池田七郎字数/基準字数: 760字/600字 思考点:69点 知識点:69点 表現点:67点 経験点:63点 総合点:75点
| ●語彙評価表
| 学年相当 | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明| 語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
|---|
| 思考語彙 | 17種 | 19個 | 89% | 69点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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| 知識語彙 | 46種 | 68個 | 68% | 69点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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| 表現語彙 | 86種 | 145個 | 59% | 67点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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| 経験語彙 | 29種 | 38個 | 76% | 63点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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| 種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
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■内容評価: 個性:
◎●引用: 私も幼いころはわんぱくだったが、母の躾によって自分なりの型を身につけることができた。
◆解説: この部分から、あなた自身の幼少期の体験が具体的に伝わってきます。わんぱくだった自分と母の躾による成長の過程が書かれており、個性的な視点がよく表れています。自分の経験を通して考えを述べている点がとても良いですね。
■項目評価: 構成:
◎ 構成については、ご自身の幼少期の体験だけでなく、「母の躾」や「家庭での愛と躾」という家族の話、さらに「ベネッセ教育総合研究所の調査」など過去の話も含まれていて、とてもよくできています。多角的な視点が文章に深みを与えていますね。
題材:
◎ 題材は「私も幼いころはわんぱくだったが、母の躾によって自分なりの型を身につけることができた」という具体的な体験が書かれていて、しっかりと自分自身の経験に基づいています。説得力のある内容で素晴らしいです。
表現:
◎ 表現1の比喩は「外は固く中はやわらかいチョコレートのように、愛の中に躾がある」という表現があり、表現2の自作名言も「親の甘茶が毒となる」ということわざのように使われていて、両方とも2点に値します。豊かな表現力が光っていますね。
主題:
◎ 主題は「家庭での愛と躾は重要である」「社会で他者と関わるには一定のルールの理解が必要だ」といった一般化された感想が明確に示されていて、とてもよくできています。深い洞察が感じられますね。
表記:
◎ 表記については、段落があり(表記1)、読点も適切に使われていて(表記2)、文末表現は常体で統一されています(表記3)。「私はまだ十三歳だが、この作文を通して親の愛について深く考えさせられた。」など、読みやすい文章構成です。
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■項目指示 7級 heの課題
●字数:600字以上
(600字以上は、正味の字数です。段落や会話で生じる余白は字数に数えないので、原稿用紙の700~800字を目安にして書きましょう。ただし、正味の800字を超えた部分は、語彙評価の対象になりません。)
●構成:似た話、聞いた話、前の話
作文の中に、そのときの自分の話のほかに、似た話や家族に聞いた話や自分の昔の話を思い出して、構成を立体的にして書きましょう。
●題材:体験実例
自分の体験した実例を入れて書きましょう。
●表現: ○表現1、○表現2のいずれかができるように書きましょう。
○表現1:たとえ
たとえを入れて書きましょう。
たとえとは、「まるで……」「……みたい」「……よう」などで表す言葉です。
(例)蝶が、まるで風に吹かれた花びらのように飛んでいました。
○表現2: 自作名言
「○○はAでなくBである」というような表現で、自分なりに真実だと思うことを書きましょう。
●主題:一般化の主題
作文の結びには、「人間は」「人間にとって」のような一般化した大きな感想を書きましょう。
(例)私は、人間にとって、友達とは……だと思った。
●表記: ○表記1、○表記2、○表記3のすべてができるように書きましょう。
○表記1:常体
「です・ます・でした・ました」などの敬体ではなく、「した・だった・だ・である」などの常体で書きましょう。
敬体は読み手に語りかける文章に向いており、常体は考えを深めたり説明したりする文章に向いています。
○表記2: 段落
段落の平均の目安は150~300字です。
小3までは特に段落の形は気にしません。
小4以上は、話題が変わるところで段落を分けます。
○表記3:読点
読点の平均の目安は1文に1~3点です。
小1では主語のあと、
小2では接続語のあと、会話の前、
小3では時を表す言葉のあと、条件を表す語句のあとに打つことを学びます。
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■語彙集計
■思考語彙 17種 19個 (種類率89%) 69点
教育によって,。例えば,あれば,育てるから,あれば,と思う,育てるため,と考える,。第,だから,、考える,生きるため,躾によって, 第,と考える,考えるから,なると,のため,深く考える,
■知識語彙 46種 68個 (種類率68%) 69点
本質,問題,幼少,家庭,教育,左右,就寝,時間,習慣,生活,成長,教育,子供,我慢,自分,立場,理解,成長,将来,判断,生活,家族,愛情,人間,成長,本質,問題,家庭,重要,理由,一体,子供,意味,大切,理解,自分,社会,基準,自分,理由,影響,時期,教育,人格,基礎,教育,総合,研究所,調査,小学生,中学生,以下,幼少,経験,影響,以上,家庭,重要,自由,大切,社会,他者,一定,理解,必要,甘茶,子供,作文,
■表現語彙 86種 145個 (種類率59%) 67点
家族,愛情,人,人間,的,成長,私,本質,的,問題,力,育てるため,家庭,愛,躾,重要,一,理由,愛,躾,一体,もの,外,中,チョコレート,よう,愛,中,躾,躾,中,愛,親,子供,それ,意味,大切,それ,理解,こと,鵜呑み,表面,的,理解,自分,もの,こと,社会,中,生きるため,基準,身,こと,私,自身,ころ,わん,母,懸命,躾,自分,型,身,こと,二,理由,歳,歳,時期,影響,時期,躾,教育,こと,人,人格,基礎,型,もの,教育,総合,研究所,調査,小学生,%,習い事,中学生,割,以下,こと,幼少,期,教育,経験,その後,成長,こと,以上,よう,愛,躾,一環,こと,幼少,期,影響,さ,家庭,愛,躾,重要,。確か,自由,こと,個性,才能,面,社会,中,他者,関わるため,一定,ルール,基準,理解,こと,必要,ことわざ,親,甘茶,毒,よう,子供,のため,さ,必要,私,十,三,歳,子育て,経験,作文,親,愛,あり方,
■経験語彙 29種 38個 (種類率76%) 63点
気づく,れる,守る,整う,つながる,欠く,せる,覚える,育てる,できる,と思う,見抜く,育てる,と考える,与える,与える,噛む,せる,、考える,受け止める,生きる,つける,できる,ぱくる,つける,できる,と考える,受ける,形づくる,れる,減る,わかる,育てる,関わる,甘やかす,深く考える,させる,られる,
■総合点:75点/基準点56点
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本質的な問題に
項目 he
中1 池田七郎(aa0070)
2026年03月2日
本質的な問題にどのように気づくかは、幼少期の家庭での躾や教育によって大きく左右される。例えば、幼いころから就寝時間を守る習慣があれば、生活のリズムが整い、健やかな成長につながる。こうした躾の中でも教育は欠かせない。子供は我慢を覚え、自分の立場を理解しながら成長し、その積み重ねが将来の判断力を育てるからである。たとえ生活が豊かでなくても、家族の温かい愛情があれば、人は人間的に成長できるのだと思う。
私は、本質的な問題を見抜く力を育てるためには、家庭での愛と躾が重要だと考える。第一の理由は、愛と躾は一体のものだからである。外は固く中はやわらかいチョコレートのように、愛の中に躾がある。親はそれを子供に与えるが、ただ与えるだけでは意味がない。大切なのは、それをしっかり「噛んで」理解させることだ。鵜呑みにするだけでは自分のものにならないが、考えながら受け止めることで、社会で生きるための基準を身につけることができる。私も幼いころはわんぱくだったが、母の躾によって自分なりの型を身につけることができた。
第二の理由は、特に0歳から10歳までの影響が大きいと考えるからである。この時期にしっかりとした教育を受けることで、人格の基礎となる「型」が形づくられる。ベネッセ教育総合研究所の調査では、小学生の約76%が習い事をしているが、中学生になると4割以下に減るという。このことからも、幼少期の経験がその後に大きく影響することがわかる。
以上のように、家庭での愛と躾は重要である。自由に育てることも大切だが、社会で他者と関わるには一定のルールの理解が必要だ。「親の甘茶が毒となる」ということわざのように、甘やかすだけでは子供のためにはならない。私はまだ十三歳だが、この作文を通して親の愛について深く考えさせられた。
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