言葉の森のサマーキャンプのお申込みはこちらからお願いします。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=stg2025sc

■目次 ▼読書感想文(別冊) ▼勉強 ▼期間 ▼宿泊場所 ▼対象学年 ▼アクセス ▼スケジュール ▼参加費 ▼持ち物 ▼申し込み ▼暗唱 ▽部屋割り・周辺地図(別紙) ▽参加者リスト(管理用)

リンク先は、ウェブでごらんください。→https://www.mori7.com/stg/

夏休みの那須高原で友達と一緒に学び遊ぶ。
言葉の森作文感想文読書勉強暗唱サマーキャンプのしおり

名前_______


午前中は勉強、午後は自然の中で川遊び、夕方は友達と交流。


 

●場所は那須合宿所。東京―那須塩原間の引率オプションあり。那須塩原駅から車送迎あり。マイカー参加も可。

●対象学年は小1~中3で、どなたでも参加できます。保護者の方と一緒なら乳幼児も参加できます。

●作文感想文は学年別課題、国語算数数学英語暗唱はオンラインクラスの学年別問題集で、自主学習の仕方を指導します。


キャンプ場の近くの河原で遊びます。安全な浅瀬で泳いだり水遊びをしたりすることができます。

■目的

 自然の中で、友達と一緒に勉強し、遊び、交流します。
 作文、感想文、読書、国語、算数数学、英語、暗唱の自主学習の勉強の仕方を指導します。
 保護者が参加される場合は、保護者と先生との交流会を行います。

■主な内容

 午前中は作文・読書・勉強をし、午後は戸外で遊び、夕方は室内で交流をします。
 子供だけで参加することも、家族で参加することもできます。
 言葉の森の生徒以外の方も参加できます(参加料金は生徒と同じです)。

■遊ぶ場所

 合宿所のすぐ近くに、小川と広い草原があり、自由時間はそこで遊べます。
 合宿所から車で30分ほどのところに、虫捕りができる清流と草原があり、その近くに浅瀬で遊べる広い河原があります。晴れている日は、その草原か河原でバーベキューを行います。
 雨の日は合宿所の中の食堂で、工作などをして自由に遊びます。

■作文感想文読書国語算数数学英語暗唱の勉強

 作文は、言葉の森の学年別課題をもとに書きますが、自分で自由に課題を決めて書くこともできます。
 読書は、合宿所に小中学生向けの良書がありますが、自分で持ってきた本も含めて自由に読むことができます。
 勉強は、言葉の森のオンラインクラスで使う問題集をおすすめしますが、自分で持ってきたものをやることもできます。
 オンラインクラスの教材は、「自主学習クラスの教材注文フォーム」のページでご用意ください。
 https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
■読書感想文

 「読書感想文/サマーキャンプ」の冊子を参考にしてください。 https://www.mori7.com/stg/202507ns/ks.php

■暗唱
 この冊子の末尾に暗唱文を掲載しています。

 
■期間

 8月14日(木)~8月15日(金)の範囲で自由に選択できます。

2025年 8月
日月火水木金土
      1
8.1 
2
8.1 
3
8.1 
4
8.1 
5
8.1 
6
8.1 
7
8.1 
8
8.2 
9
8.2 
10
8.2 
11
8.2 
宿題

12
8.2 
宿題

13
8.2 
宿題

14
8.2 
宿題

15
8.3 
宿題

16
8.3 
宿題

17
8.3 
宿題

18
8.3 
19
8.3 
20
8.3 
21
8.3 
22
8.4 
23
8.4 
24
8.4 
25
8.4 
26
8.4 
27
8.4 
28
8.4 
29
 休
30
 休
31
 休
      

 
■宿泊場所

 言葉の森那須合宿所

 325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙3374-48 電0287-73-5794(ただし固定電話は出られないことが多いので、連絡は携帯にお願いします。・080-6523-5004・080-2027-3953)

■アクセス

 那須合宿所には、駐車スペースが6台ほどありますので、ご自由にご利用ください。
 自動車で来られる場合、那須塩原駅から30分ほどかかります。
 カーナビで「ペニーレイン 那須店」(電話0287-76-1960)を探すと、そこから言葉の森合宿所まで徒歩5分です。近くに言葉の森の看板がありますから、その看板を目印においでください。
 土日は、幹線の県道17号線(那須街道)が渋滞することが多いので、東北自動車道を利用して東京方面から来られる場合、那須インターの手前の西那須野塩原インターで降りた方が混雑しません。西那須野塩原インター→関谷北→西岩崎ポケットパーク→繭の里→清流の里→那須サファリパーク→言葉の森合宿所。

 那須塩原駅西口から那須サファリパーク経由の湯本温泉行き、那須ロープウェイ行きのバスが運行されています。
那須塩原駅西口→那須湯本行、那須ロープウェイ行
 サファリパーク入口(下丸子)で下車して、合宿所まで徒歩20分です。お電話をいただければ車で迎えに行ける場合があります。
※バスの運行表は変更があるかもしれませんので、必ず事前にお確かめください。

■定員

 大人、子供含めて合計で1日14名です。
(大人用の部屋は4人×4部屋ですので、4家族を超えた場合は、先着の方の了解のうえ同宿していただくことがあります。子供用の部屋は4人×6部屋です。)

■対象学年

 子供だけで参加する場合は、小学1年生~中学3年生。
 家族で参加する場合は、乳幼児や高校生以上の方も参加できます。

■小学1、2年生の宿泊

 小学1、2年生で、ひとりでは宿泊できない可能性がある場合は、保護者の方の同宿をお願いします。
(しかし、多くの場合、子供は友達と一緒に宿泊することにすぐに慣れます。)

■小学1年生の作文読書勉強

 小学1年生で、まだ作文読書国語算数などに十分に取り組めない場合は、別の易しい教材に切り換えて勉強を行います。

■集合

 新幹線を利用される方は、下記の時間に那須塩原駅で待ち合わせをします。
 毎日、合宿所から那須塩原駅に車で迎えに行きます。車が那須塩原駅に着く時刻は10:30ごろです。
 (対応新幹線:東京駅発9:16→那須塩原駅着10:25)

■解散

 毎日、合宿所から那須塩原駅に車で送りに行きます。車が那須塩原駅に着く時刻は10:30ごろです。
 (対応新幹線:那須塩原駅発11:03→東京駅着12:16)

■マイカーの利用

 マイカーで来られる場合、合宿所には駐車スペースが6台分ありますので、ご自由にご利用ください。
○チェックイン:6:00~12:00(朝食はありません。昼食はあります)
○チェックアウト:6:00~12:00(朝食はあります。昼食はありません)
 チェックイン、チェックアウトの時間外でも、当日は駐車場に車をとめておいて結構です。

■那須塩原駅



 電車で来られる方は、那須塩原駅西口のエスカレーターを降りたところのスペースで待ち合わせをします。

■部屋

▽2階/主に子供たちの部屋。201(13.5帖8人まで可)、203-206(6.5帖各4人まで可)


▽1階/主に大人又は家族の部屋。101-102(10帖各6人まで可)、103-104(8帖各4人まで可)、オーナー室(3人まで可)

※201-206は二段ベッド、103-104は和室、オーナー室は和室、101-102は二段ベッド+和室です。
※大人は原則として1家族1室としますが、お一人でご参加の場合ご了解のうえ同性の方と同宿していただくことがあります。

■連絡先

・045-353-9061 言葉の森事務局
・080-6523-5004 中根(なね)先生
・080-2027-3953 〃

■食事

 朝、昼、夕の食事は、言葉の森で用意をします。
 大人の方は外食に行かれても結構です。

■大人の方は、別宿泊で参加することができます

 子供だけ合宿所の宿泊で参加し、大人の方は別のところで宿泊し、午前中の勉強、午後の遊び、夜の保護者懇談会に随時参加することもできます。この場合、大人の方の参加料金はかかりません。ただし、合宿所の食事は出ませんので、それぞれご用意ください。

 
■スケジュール

時刻生徒保護者管理
400 ○早朝コインランドリーでシーツの洗濯乾燥60分+18分程度○神社で水くみ○パソコンのZoomが切れていたらつける
500 ○ご飯を炊く(朝食・夕食ののべ人数×1/2合)味噌汁、サラダ、ウインナ、豆乳、ジュース、飲むヨーグルトなど○鳥の水かえ○女子の洗濯物の乾燥続き
6:00起床○洗濯物のある人は出す(午前中に風呂のマットも一緒に洗濯乾燥)○ご飯を炊く(朝食夕食の分のべ合計で1人1/2合)○朝食前30分はパソコンで遊んでよい○晴れている日は散歩に行く
6:30暗唱○カウンターを使い音読(1番50回、1・2番30回、1・2・3番20回、1・2・3・4番15回)
7:00食事○食べたあと、椅子をしまう、テーブルを拭く、食器の片付けと洗い
7:30片付け○自分の洗濯物は部屋に持ち帰る○掃除(自分の部屋と自分の荷物)○帰る人は荷物を玄関に○シーツ、ふとんカバー、枕カバーははずして階段下の箱の中に
帰る人は荷物の整理○小3以上の希望者は感想文、小2以下は作文(たとえ、ダジャレを入れる)
8:00作文感想文○感想文の3枚目を書いた人は提出させ清書用添削○昼食の食材の買出し(タレ、スイカ、焼き鳥、肉、野菜、焼きそば、キャベツ、もやし、シイタケ、エリンギ、かぼちゃ、長ネギ)と下準備(とうもろこしレンジ、玉ねぎカット、かぼちゃカットなど)
8:00(大人で希望される方には8:00~9:30に、管理人が近所の観光地を車で案内します)○週に1回程度送り迎えのない日にゴミ捨てに(クリーンステーション平日830-1130,1300-1630)
9:00読書○土曜日は作文の授業見学○本紹介では本の表紙と面白かったページを写真に撮りプロジェクタで紹介○本を5冊以上積んで付箋をつけて次々に読む
9:30(帰る人は、合宿所を出発して那須塩原駅に)○帰る前に記念撮影○「言葉の森」の旗を持って出発
10:00勉強○勉強は、自分で答え合わせをし、答えを見てもわからないことを先生に聞く
10:30(この日に電車で来る人は、ここで那須塩原駅を出発して合宿所に)○改札口(1箇所)で旗を持って迎える
11:00勉強つづき○勉強は、自分で答え合わせをし、答えを見てもわからないことを先生に聞く
11:30(電車で来る人は、ここで合宿所に到着)○初めて来た人に説明(食堂横の2階に上がらない、1階に入らない、別の空いている部屋に入らない、ドアは静かに開ける、ベッドのはしごの途中から飛び降りない、遊びの道具の説明、道路の車注意、2階の窓は明けない、2段ベッドの上の段で飛び跳ねない2人以上乗らない、水道はきちんとしめる)
12:00車で外出○持ち物は、ロープ、木刀、コンロ、ボンベ、シート、虫よけ、鉄板、箸、皿、包丁、水、テープ、マジック、マイク、着替えテント、網、浮き輪、ロッカー利用100円、ライフジャケット、ウェットスーツ○子供は水着、濡れていい靴、ゴーグル、着替え、水鉄砲、浮き輪○晴れの日は河畔公園、木の俣渓谷、那須野が原プール、雨の日はサンバレー、那須野が原博物館
12:30昼食
14:30片付け
15:00合宿所に向けて出発
15:30洗濯、自由○洗濯物は風呂前のカゴに入れておく(女子のものは夜の間に合宿所で洗濯乾燥、男子のものは翌朝シーツなどと一緒に洗濯乾燥)
16:00生徒風呂(合宿所)○風呂をわかす(20-30分)○風呂は子供は女子・男子の順で4、5人ずつ
夕食の食材買出し○カレー4人分(米2合、ニンジン1本、ジャガイモ2個、玉ねぎ2個、ひき肉200g、ルウ200g、水4カップ、カレー皿、福神漬1袋、唐揚げ8個)○豚汁4人分(米2合、豚バラ肉200g、大根5cm、ニンジン1/2本、ゴボウ1/2本、こんにゃく1/2丁、だし味噌、長ネギ1/2本、小ねぎ適量、コロッケ4個)○炊き込みご飯4人分(米2合、鶏もも肉150g細切れ、ゴボウ1本、ニンジン1/2本、酒おおさじ1杯、みりん大さじ1杯、しょうゆ大さじ2杯、小ねぎ適量、ギョウザ8個、味噌汁)○ビーフシチュー(米2合、牛バラ肉200g、ビーフシチュールウ200g、玉ねぎ1個、ジャガイモ1個、ニンジン1本、水4カップ、唐揚げ8個)
(大人で希望される方には、管理人が車で近所の温泉に案内します)(案内する近所の温泉の料金は500~600円です)(自在荘、鹿の湯、ウェルネスの森など)
17:00作文感想文○作文感想文(感想文は全体の3分の1の400字分)○この間に夕食作り
18:00夕食○その日の写真と画像を放映○夕食後は片付け、食器洗い、テーブル拭き(やり方を教える)○夕食中にその日の写真をプロジェクタで流す
18:30片付け○夕食後30分はパソコンで遊んで良い
19:00自由○翌日朝食と夜の反省会の食材を買いに行く(子供を連れて、駐車場は車に注意、ダンボール箱持っていく)○毎日共通(ジュース、のむヨーグルト、豆乳、サラダ、ドレッシング、つまみ、飲み物、白米、玄米、ふりかけ、混ぜ込みワカメ、味噌、だし、ネギ、ウインナ、バナナなど)
(大人は自由時間や保護者交流会後の時間に合宿所の風呂を利用していただけます)○翌日の部屋割○感想文清書の添削○カブトムシのえさやり
(各部屋に設置されているユニットバスは使えません)
20:00就寝○子供は歯を磨き、薬をのむ人は飲む、寝られないときは管理人の部屋に来てもよい
20:00保護者交流会(自由参加)○食堂で


■大人の自由行動

 大人の方は、子供の勉強時間、食事時間、自由時間などで、観光に行かれるなど自由に行動してくださって結構です。(その際は、管理人にひとことご連絡ください。)

■参加費

 小中学生  1泊16,500円(朝食・昼食・夕食・その他の費用含む)
 大人    1泊16,500円( 〃 )
 幼児    1泊 8,250円( 〃 )
 2歳以下   無料

 言葉の森の生徒は、参加費を、お申込み日の当月又は翌月以降の受講料から引き落としさせていただきます。

 言葉の森の生徒以外の方は、参加費を下記の口座にお振込みください。
 入金が確認されてから、参加確定となります。
 三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
 お振込み名に、お名前とともに、フォーム送信後に表示されるカタカナのコードを入れておいてください。
 キャンセルがあった場合は、合宿後にご指定の口座に返金します。

■キャンセル規定

入金~出発日の2週間以上前…キャンセル料なし(返金手数料1,000円のみ)
1週間前まで…参加費の50%
前日~出発当日(無連絡も含む)…参加費の100%

■乳幼児を同伴される場合

 乳幼児の料金は、2歳児までは無料とします。
 乳幼児は保護者と同室の宿泊になりますが、小学生以上の生徒の部屋が空いている場合はそちらに宿泊することもできます。

■保護者が近所の別の宿泊所などを利用される場合

 保護者が、近くの宿泊所などを利用され、そこで食事や宿泊を行う場合、参加費はかかりません。
 その場合も、子供の遊びや勉強の企画には参加、見学ができます。また、夜間の保護者交流会にも参加できます。

■祖父母参加

 祖父母の方の参加も歓迎します。
 保護者の方の参加に準じます。

■ペットの同伴

 犬や鳥などのペットを同伴することができます。ただし、ペットの宿泊は、大人の部屋でお願いします。
 移動の際は、マイカーでお願いします。

■保護者のお手伝い

 保護者の方は、合宿中の子供たちの安全管理のお手伝いをお願いします。
 また、調理、掃除、シーツ替えなども、できる範囲でのお手伝いをお願いします。

■持ち物(個人で用意するもの)

みんなにおすすめの本3冊(読書の時間に回読をしますので表紙と背表紙に名前を書いておいてください) 
川遊びでブヨなどがいる場合がありますので、長袖長ズボンもご用意ください。
お風呂セット(石けん・シャンプー・タオル・バスタオルなど自分で使うもの) 
保険証 
筆記用具(鉛筆・シャーペン、消しゴム) 
着替え(できるだけ名前を書いておいてください) 
下着 
寝間着 
水着 
水泳帽(プールに行く場合に使います) 
タオル 
濡れたものを入れるビニール袋 
マリンシューズ(川で遊ぶときに使う濡れてもよい滑りにくい靴。ビーチサンダルは不可) 
遊ぶときや自炊のときに使う軍手 
水のあるところで遊ぶときに、体の冷え、紫外線、擦り傷などから守るためのラッシュガード(長袖長ズボンがおすすめ) 
小さいリュック(出かけるときに両手が空くように。中身はお弁当や水着や雨具など少量) 
雨具(上下セパレートタイプのカッパ) 
帽子 
歯ブラシ 
ポケットティッシュ 
靴は履き慣れたもの 
合宿所の中では子供は素足です。大人でスリッパを利用される方は各自ご用意ください。 
その他必要な薬などがあれば 
※子供はお金を持ってくる必要はありません。

■参加申込み
 言葉の森のホームページに掲載している参加フォームからお申し込みください。
 同学年・同性の生徒のいる日程を選ぶと楽しく過ごせます。
(フォームには、宿泊する日付に参加申込みを入れておいてください。調査票などのデータは初日だけ入れておいてくだされば結構です。)

 

■暗唱
 朝の勉強の時間に、暗唱の練習をします。読み方は動画を参考にしてください。
 ひとつは、那須にゆかりのある「平家物語」の那須与一の章です。これは、暗唱検定の4の2級の一部です。

 1矢(や)ごろ少(すこ)し遠(とお)かりければ、海(うみ)へ一段(いったん)ばかりうち入(い)れたれども、なほ(お)扇(おうぎ)のあはひ(わい)七段(ななだん)ばかりはあるらんとこそ見(み)えたりけれ。2ころは二月(にがつ)十八日(とおかあまりようか)の、酉(とり)の刻(こく)ばかりのことなるに、を(お)りふし北風(ほくふう)激(はげ)しくて、磯(いそ)打(う)つ波(なみ)も高(たか)かりけり。舟(ふね)は揺(ゆ)り上(あ)げ揺り(ゆ )据(す)ゑ(え)漂へ(ただよえ)ば、扇(おうぎ)も串(くし)に定(さだ)まらずひらめいたり。3沖(おき)には平家(へいけ)、船(ふね)を一面(いちめん)に並(なら)べて見物(けんぶつ)す。陸(くが)には源氏(げんじ)、くつばみを並(なら)べてこれを見(み)る。いづれもいづれも晴(は)れならずといふ(う)ことぞなき。
 4与一(よいち)目(め)をふさいで、「南無(なむ)八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)、わが国(くに)の神明(しんめい)、日光権現(にっこうのごんげん)、宇都宮(うつのみや)、那須(なすの)湯泉大明神(ゆぜんだいみょうじん)、願は(ねがわ)くはあの扇(おうぎ)のまん中(なか)射(い)させて賜(た)ばせたまへ(え)。5これを射損(いそん)ずるものならば、弓(ゆみ)切(き)り折(お)り自害(じがい)して、人(ひと)に再(ふたた)び面(おもて)を向かふ(むこう)べからず。いま一度(いちど)本国(ほんごく)へ迎へ(むかえ)んとおぼし召(め)さば、この矢(や)はづさせたまふ(たもう)な」6と心(こころ)の内(うち)に祈念(きねん)して、目(め)を見開(みひら)いたれば、風(かぜ)も少(すこ)し吹(ふ)き弱(よわ)り、扇(おうぎ)も射(い)よげにぞなつたり(なったり)ける。与一(よいち)鏑(かぶら)を取つ(とっ)てつがひ(い)、よつぴいて(よっぴいて)ひやう(ひょう)ど放(はな)つ。7小兵(こひょう)といふ(う)ぢやう(じょう)、十二束(じゅうにそく)三伏(みつぶせ)、弓(ゆみ)は強(つよ)し、浦(うら)響(ひび)くほど長鳴り(ながな )して、誤(あやま)たず扇(おうぎ)の要(かなめ)ぎは一寸(いっすん)ばかりおいて、ひいふつ(ひいふっ)とぞ射切つ(いきっ)たる。8鏑(かぶら)は海(うみ)へ入(い)りければ、扇(おうぎ)は空(そら)へぞ上(あが)りける。しばしは虚空(こくう)にひらめきけるが、春風(しゅんぷう)に一(ひと)もみ二(ふた)もみもまれて、海(うみ)へさつ(さっ)とぞ散つ(ちっ)たりける。9夕日(せきじつ)の輝(かがや)いたるに、皆紅(みなぐれない)の扇(おうぎ)の日(ひ)出(い)だしたるが、白波(しらなみ)の上(うえ)に漂ひ(ただよい)、浮(う)きぬ沈(しず)みぬ揺(ゆ)られければ、沖(おき)には平家(へいけ)、船(ふな)ばたをたたいて感(かん)じたり。陸(くが)には源氏(げんじ)、箙(えびら)をたたいてどよめきけり。

 
 もうひとつは、栃木県で農村復興に取り組んだ二宮尊徳の文章です。合宿所の近くの学校にも、二宮金次郎の像があります。

1 翁(おきな) 曰(いわく)、 夫(それ)誠(まこと)の道(みち)は、学ば(まな )ずしておのづ(ず)から知り(し )、習は(ならわ)ずしておのづ(ず)から覚へ(おぼえ)、書籍(しょじゃく)もなく記録(きろく)もなく、師匠(ししょう)もなく、而(しこう)して人々(ひとびと)自得(じとく)して忘れ(わす )ず、是(これ)ぞ誠(まこと)の道(みち)の本体(ほんたい)なる、 2渇し(かっ )て飲み(の )飢(うえ)て食ひ(くらい)、労(つか)れていねさめて起(お)く、皆(みな)此(この)類(るい)なり、古(こ)歌(か)に「水鳥(みずとり)のゆくもかへ(え)るも跡(あと)たえてされども道(みち)は忘れ(わす )ざりけり」といへ(え)るが如し(ごと )、3夫(それ)記録(きろく)もなく、書籍(しょじゃく)もなく、学ば(まな )ず習は(ならわ)ずして、明らか(あき  )なる道(みち)にあらざれば誠(まこと)の道(みち)にあらざるなり、夫(それ)我(わが)教(おしえ)は書籍(しょじゃく)を尊(とおと)まず、故に(ゆえ )天地(てんち)を以て( もっ )経文(きょうもん)とす、4予(わ)が歌(うた)に「音(おと)もなくかもなく常に(つね )天地(あめつち)は書か(か )ざる経(きょう)をくりかへ(え)しつゝ(つ)」とよめり、 此(かく)のごとく日々(ひび)、繰返し(くりかえ )繰返し(くりかえ )てしめさるゝ(る)、天地(てんち)の経文(きょうもん)に誠(まこと)の道(みち)は明らか(あき  )なり、5掛(かか)る尊き(とうと )天地(てんち)の経文(きょうもん)を外(ほか)にして、書籍(しょじゃく)の上(うえ)に道(みち)を求(もとむ)る、学者(がくしゃ)輩(はい)の論説(ろんせつ)は取ら(と )ざるなり、能々(よくよく)目(め)を開(ひらき)て、天地(てんち)の経文(きょうもん)を拝見(はいけん)し、之(これ)を誠に(まこと )するの道(みち)を尋(たず)ぬべきなり、6夫(それ)世界(せかい)横(よこ)の平(たいら)は水面(すいめん)を至れ(いた )りとす、竪(たて)の直(すぐ)は、垂針(さげぶり)を至れ(いた )りとす、凡(およそ)此(かく)の如き(ごと )万古(ばんこ)動か(うご )ぬ物(もの)あればこそ、地球(ちきゅう)の測量(そくりょう)も出来る(でき )なれ、 7是(これ)を外(ほか)にして測量(そくりょう)の術(じゅつ)あらんや、 暦(れき)道(どう)の表(ひょう)を立て(た )ゝ(て)景(かげ)を測る(はか )の法(ほう)、 算術(さんじゅつ)の九々(くく)の如き(ごと )、 皆(みな)自然(しぜん)の規(のり)にして万古(ばんこ)不易(ふえき)の物(もの)なり、此(この)物(もの)によりてこそ、天文(てんもん)も考ふ(かんがう)べく 暦法(れきほう)をも算(さん)すべけれ、8此(この)物(もの)を外(ほか)にせばいかなる智者(ちしゃ)といへ(え)ども、 術(じゅつ)を施す(ほどこ )に方(かた)なからん、 夫(それ)我(わが)道(みち)も又(また)然(しか)り、天(てん)言(もの)いは(わ)ず、而(しこう)して、四時(しいじ)行は(おこなわ)れ百(ひゃく)物(ぶつ)成る(な )処(ところ)の、 不(ふ)書(しょ)の経文(きょうもん)、不言(ふげん)の教戒(きょうかい)、9則(すなわち)米(こめ)を蒔け(ま )ば米(こめ)がはえ、麦(むぎ)を蒔け(ま )ば麦(むぎ)の実(み)法(みの)るが如き(ごと )、万古(ばんこ)不易(ふえき)の道理(どうり)により、誠(まこと)の道(みち)に基き(もとづ )て之(これ)を誠に(まこと )するの勤(つとめ)をなすべきなり (二宮翁夜話(にのみやおうやわ) 二宮尊徳(にのみやそんとく))0


●言葉の森 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9 電話 045-353-9061
名前__________