さくらこさんの読書記録
さくらこさんの感想
この本は何かを他の場所に移すうつし屋と何かを大きくしたり小さくしたりする大小屋のお話です。
この本には6つのお話が入っていて、私の心に残ったのは、1章目のお話です。5歳のチャチャは、お菓子が大好きでおばあちゃんからもらったキャラメルナッツケーキを食べようとしますが、お母さんが切ってくれた1切れがあまりにも小さかったので、大小屋のもとに足を運んで、ケーキを大きくしてもらいました。大小屋は対価として「飽きてしまう心」を小さくしたけれど、私だったら、飽きてしまうよりも途中で気分が悪くなってしまうだろうなと思いました。