私は、不思議駄菓子屋　銭天堂6を読みました。この本を読んでいて一番楽しく感じた話は、「バランスラスク」です。　　
　この本の内容は、ようことともやという婚約者がアパートに一緒に暮らすことになりました。しかし、ようこは、おしゃれは好きだけど、かたずけや掃除は大の苦手で、ともやは、整理整頓された部屋が好きで、お風呂もトイレも、ぴかぴかでなければ気がすまないため、二人は、一緒に住んでいた時からしょっちゅうけんかをしています。そこで、二人は銭天童を見つけ、「バランスラスク」を買いました。バランスラスクは、銭天堂のおかみさんがおすすめしたお菓子で、食べたらバランスよく、仲良く暮らすことができるというお菓子です。二人はバランスラスクを二箱買いました。ほくほく顔の二人に、おかみさんは「ほどほどのバランスを取りたいのであれば、ひと箱お二人で召し上がれば十分です。」といい、うわの空で二人はうなずいた。アパートに帰り、二箱バランスラスクを食べると、けんかは一切しなくなり、数年後には、双子の女の子が生まれました。しかし、双子の女の子たちは、性格が大反対でした。そのうち、毎日喧嘩ばっかりして、ようこと、ともやは、たいへんになりました。
　私は、一気に二人で二箱バランスラスクを食べたからだと思います。