元の記事:12月2週の作文の書き方です (1400字)
きら kira 2025/12/06 18:58:43 56544
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火曜18時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。一気に冬らしい気候になりました。今年の作文もあと二つとなります。毎月三作品と清書、全作完成とはいかなくても、積み上げの成果は実感できますね。授業に参加して構想を発表することも、実力アップにつながっています。
12月2週の作文の書き方です。
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【ツゲ】「わたしのしているスポーツ」です。
★700字以上
作品を書いた後で、いいたいことに合うような題名をつけましょう。体育の時間や休み時間に楽しんでいるスポーツや、スイミングのように習いに行っていることなど、練習のきびしさや勝ったうれしさなどを思い出してみましょう。お父さんお母さんにも聞いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
できれば、感動の場面で使いたいですね。
★ ですます 事実文は、過去形で書かれる形が自然に多くなります。ここに、現在形を入れて文章の流れに変化を作る練習です。
(例)ここで逆転です。ぼくはガッツポーズをしました。みんなの声援が聞こえます。
★ 心の中で思ったこと 口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
スポーツは自信をあたえてくれるし、友達もできますね。
★ 動作情景の結び/作文 作文の結びを「思いました」のような平凡な書き方ではなく、動作や情景で結んでいく練習です。
(例)ぼくは、よおしと気合を入れてコートに立ちました。
【フジ】
感想文です。自分が好きなことを見つけようと書かれています。
★ 1000字以上
◎ まず、要約です。文体が独特なので文末を「常体」にそろえましょう。
「人は生まれながらにもっている資質というものがある。この資質は、ちょうどその人だけの泉のようなもので、だれでもがすぐれた資質をもっているのに、一生かかっても掘り当てられない人がいる。」「若い君たちは、自分のすばらしい泉がどこにあるのか、さがしている時期だ。大いにいろいろのことをやって、さがしたらいい。」「人生を選ぶというのは、自分の資質に合ったことをして、たとえ貧しくても生活ができ、おのずと社会に役立つ生き方になっていることなんだね。生きている意義が実感でき、他人のではない自分自身のこれが生き方だと、自信をもっていえる生活。」がよい。
さまざまなことを体験して、自分の資質を発見しそれを生かすような生き方をしようというテーマです。
◎ 体験実例
今のことで、自分がこれは好きだからとことんやれるといったことを書いてみましょう。時間を忘れて没頭するようなことです。だから、得意で自慢できるというようなものがいいですね。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
お父さんお母さんに聞いたお話もいいですが、ひとつのことに打ち込んだ偉人の話を書てみるのもいいですね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
「好きこそ物のじょうず」などが使えそうです。
★ 一般化の主題 最後は、「人間にとって夢中になるということは……」とまとめましょう。
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よろしくお願いいたします。
きら