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こうき aoseo 2025/11/23 17:01:59 56017
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11月23日日曜日
ミミズがある生態系に(感)
岡田航輝
ミミズがある生態系に生存することで「自然の経済」にどんなかかわりをもつか、それが、イギリスの生んだ偉大な生物学者チャールズ・ダーウィンのミミズに関する着眼点だった。結論として、イギリスでは毎年一エーカー当たり、乾燥重量で一〇トン以上の土がミミズの体を通して排出され、その働きゆえに、古い歴史上の遺物も保存されてきたというのである。ミミズの口へ入る前の土とミミズが外へ出した土とは、土の性質がまるで違っている。第一に、土と一緒に呑み込まれた新鮮な草の葉や半腐れのワラなどが、ミミズの体内の分泌液によって豊かな黒い土になって出てくる。第二に、出てきた土は細かい団粒状であるから、水や空気が通りやすく、ふわふわと柔らかくなる。
僕は、自然界のどんな生き物も、絶滅させないようにすることが大切だと思う。僕がそう思った一つ目の理由は、一年に4万種絶滅していっているからだ。
もともと、恐竜が生きていたくらいの頃には、1000年に1種が絶滅していっていた。しかし、人間が森林開拓や地球温暖化を進めるにつれて、だんだん絶滅の頻度が上がっていってしまった。200〜300年前には1000年間で250種も絶滅していってしまっている。さらには、100年前には1000年に1000種になってしまい、今ではなんと1000年に250万種もの生き物達たちが絶滅していってしまっている。このようなことを防ぐために、5Rのリデュース、リユース、リサイクル、リフューズ、リペアなどを大切にして、なるべく絶滅を減らすことができるといいな、と思った。
僕が自然界のどんな生き物も、絶滅させないようにすることが大切だと思う二つ目の理由は人間が大事に思っていなくても意外と大事な生き物もいるかもしれないからだ。
僕たちはゴキブリやカメムシや蜂、フンコロガシなどを基本的には嫌っている。なぜかと聞かれると、基本的にはフンを食べていたり、臭かったり、気持ち悪かったりさまざまあると思う。しかし、これらの生き物も食物連鎖に役に立っているはずだ。しかも、人間が臭いと思っているだけで、カメムシのくさいものは生き残るために進化した小動物には効く毒ガスだ。このように、人間にとってはいやでも、役に立っていたり一生懸命生きようとしているから、好きになれとは言わないけれど少し向こうの事情を考えてみてはどうかな、と思った。
こんな奴ら絶滅してほしい、と思うことは僕にもある。なぜそう思っているのかというと、、登下校中に蜂に追いかけられたこともあった。その時はとても怖い思いをしたし、ゴキブリが家に入り込んできていたりもした。その時は殺したが、まだ家にいるかもしれないと考えると、怖気がするからだ。そんなことがあると、あまり好きには思えないし、絶滅してほしくもなる。
僕は、食物連鎖の為にも、あまり絶滅はしていってほしくはないな、と思った。