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国語力はすべての勉強の基礎

いちばん力のつけにくい国語を得意教科にすれば、あらゆる勉強が楽に進みます。


1. 時間のかかる国語力をまず育てる

 国語力は、あらゆる学力の基礎であると言われています。数学や英語の勉強は、たとえ遅れていてもて比較的短期間で取り戻すことができます。しかし、国語力を取り戻すには、きわめて長い期間がかかります。

 国語力の中心は、文章を読む力と文章を書く力です。その中でも特に文章を書く力に、日本語力の本当の実力が表れます。

 作文力を高めるためには、作文の勉強だけをしていても限界があります。書く力を高めるためには、書く力の土台となる読む力をつける必要があるからです。言葉の森の指導の特徴は、長文を読んで感想文を書くという形で、読む力と書く力を組み合わせているところにあります。

 言葉の森の作文の勉強は、単なるテストのための国語の勉強を超えた本当の国語力を育てるための勉強なのです。

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2. 国語力は思考力。作文で考える力を伸ばす

 英語や数学は、たとえ苦手であっても、必要性を感じてから本気でやれば、数ヶ月で得意になるというレベルまでの勉強ができます。しかし、国語の差は、いったんつくと埋めがたい差になります。

 国語力は、現在の日本では、小説の読み方のような教科と考えられている面がありますが、実は思考力そのものです。

 国語力の本質は考える力ですから、あらゆる勉強の基礎になっています。読解力は、多様なものできるだけ早く理解し読み取る力です。作文力は、様々に異なるものの関連性を見つけそれらを創造的に結びつける力です。

 国語の力をつけるためには、書く勉強としての作文の勉強が欠かせません。子供たちの国語力を本当につけるためには、選択式の問題を解くだけでなく、もっと文章を書く時間を増やしていく必要があるのです。

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3. 学問の母としての国語の力を伸ばす、言葉の森の勉強

 国語力の大切さが見直されています。ある大学の数学の教授は、「数学科には、国語力のある生徒が来てほしい」と言っています。

 国語的な仕事に就いている人だけが、国語力があるのではありません。国語力のある人は、様々な専門の仕事の分野でその国語力を生かして活躍しているのです。

 では、真の国語力とは何でしょうか。それは、思考力です。言い方を変えれば物事を構造的に見る力と言ってもいいでしょう。

 哲学は、かつてギリシャで「知を愛する学問」と言われていました。ヨーロッパでは今も哲学は、学問の母と言われています。同じように、日本においては国語が、あらゆる学問の母になっています。

 言語による認識の構造化が国語力だとすると、国語力を高める方法は、次のようなことになります。第一は、難しい文章を繰り返し読むことです。第二は、自分の好きな本をたくさん読むことです。第三は、関心のあるテーマについて家族や友人と対話をすることです。第四は、すぐれた内容の文章を音読したり暗唱したりすることです。第五は、構成を意識した作文を書くことです。

 言葉の森では、こういう勉強をしているのです。

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4. 国語力をつける方法。国語力も作文力も言葉の森で

 国語の力を上げるためには、難しい文章を繰り返し読むことが必要です。具体的な勉強法としては、全国の国語の入試問題集の問題文を読書がわり読むという方法です。

 また、実力はあるのに点数がよくないという子は、解答のテクニックを知らないから、というケースがよくあります。国語の問題を解くテクニックは、1、2時間もじっくり説明すれば、すぐに理解できます。

 国語力を上げるもう一つのポイントは、速読力です。小学5、6年生で、ゆっくりやればできる問題なのに、後半になると×が多くなるという場合は、速読力がついてないために時間切れになっていることが原因です。速読力をつけるためには、中学年のころまでに本をたくさん読んでおくことが必要です。

 国語の勉強に対する家庭での取り組みは、模擬試験のチェックです。模擬試験が戻ってきたときに、×のところをもう一度家族でチェックします。ここで大事なことは、点数に目を奪われないということです。点数よりも大事なことは、できなかったところの原因を探ることです。

 作文試験のある生徒は、時間内に必要な字数まで書くという練習をしていく必要があります。作文の書き方は、構成の仕方を優先させて全体の構造をあらかじめ考えてから書くようにすることが大事です。

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5. 国語力、読解力を伸ばす言葉の森の作文、感想文指導

 作文の勉強が進んでいくと、初めは身近な生活文から始まった作文が、やがて感想文、説明文、意見文へと進歩し、大学入試の小論文へと発展していきます。その進歩に応じて、書く力だけでなく、読む力や考える力も成長していきます。

 一般に行われている国語の勉強では、実際にはあまり国語の力はつきません。それは、文章を読み取る際の技術的なことを教えすぎるからです。文章は、読解の問題として読むよりも、その文章に対して自分なりの感想を書こうと思って読むときに、最も深く読み取ることができます。

 この感想文や小論文の指導を、子供が楽にできるようなわかりやすい手順で教えることが、国語力や読解力を伸ばす指導につながります。

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