そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言のように、能率的、効率的な時間を作ることに慣れてしまうと、自然と時間に縛られる生活になってしまう。 (88字)
人々が時間に追われるようになったのは、時計が発明されてからだ。そのため、 いつでも誰もが時計を所持するようになると、ついつい時計を覗く機会が増え、 時間を気にするようになる。 また、今はテレビ画面の隅に 時刻が表示されるようになった。 そのため、 分刻みで表示される時間に追い立てられ、会社や学校に出かける人が大多数いる。今、私たちの 時間の関心は、時間にとらわれないことや 時間に追いかけられないことではなくて、時間の能率的、 効率的な使い方に向かっている。 だから、 能率的、 効率的でない時間をいかにして確保するかが、今、日本人に求められていることだ。私は時間に縛られずに生きていきたい。
そのための方法としては 第一に、物事に熱中することだ。 私は友達と遊びに行っている時に、一番時間が早く立つと感じる。 私は、だいたい友達と三人で遊びに行ったりしている。三人とも 部活をやっていたり、塾に行っているのでなかなか遊ぶ時間が取れないこともあり、 三人で遊べる時間はとても貴重だ。その中でも 最近は、映画を見た後にご飯を食べて、ウィンドウショッピングをするという流れになっている。 遊ぶ時は、映画の時間帯にもよるが、だいたい午前中の早い時間から、午後の遅い時間まで遊んでいる。しかし、三人で遊んでいる時間はあっという間に時間が過ぎているように感じる。 勉強の話や部活の話、恋バナなど すごく小さなことで盛り上がれるので、 三人で過ごしている時間はとても充実している。 また、 部活をしている時も時間が経つのが早く感じる。 私は、バレーボール部に入っていて、 リベロのポジションをしている。部活の中で特に、 試合形式の練習をしている時がとてもあっという間に感じる。みんなでボールをつないで、1点を取った時の喜びはとても大きい。 また、練習を重ねて行くうちに、今まで取れなかったような強いスパイクが綺麗に上がるようになると 、自然と熱中してバレーボールができるようになる。 このように、 何か物事に熱中することで、 たとえ少ない時間でも、その時間を充実したものにでき、 効率的、 効率的でない時間を確保することができるようになると思う。
また、第二の方法としては、ゆとりを持って生活することだ。 今は、時間をかけず、
すぐに食べられるファストフードが必要とされている世の中である。 例えば、 マクドナルドのハンバーガーや、 ケンタッキーフライドチキンなどがあげられる。 これらの食べ物は、早く食べられてとても便利だが、 あまり健康的なものではない。そのため、 ファストフードを食べてばかりいると、体を壊してしまう危険性がある。 これに対して イタリアでは、 スローフードを食べようという運動が始まった。この運動は、いいものを選び、じっくり時間をかけて料理して食べようという運動だ。 このような生活のことは、 スローライフ と呼ばれたりもする。また、和食はもともと、とても良いスローフードだったのだ。 だから、 ファストフードだけを食べるのではなく、時間にゆとりを持つためにも、 スローフード、つまり和食などの体に良いものをじっくり時間をかけて食べることが大切だ。 このように、時間にゆとりを持って生活すれば、生活に追われることなく過ごすことができると思う。
確かに、 時間通りに規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし、「 自分が考える通りに生きなければならない。 そうでないと、 ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言のように、 能率的、 効率的な時間を作ることに慣れてしまうと、自然と時間に縛られる生活になってしまう。 だから、時間に縛られないためにも、生活にゆとりを持ち、主体的な生き方をすることが大切だ。 私はよく、 学校の提出物が終わっていなくて、時間に追われることがある。それはもちろん、 計画を立てないからであり、 時間がいくらでもあると思ってしまうところが原因だと思う。 だから、ゆとりを持ちすぎてもうまくいかないこともあるので、ゆとりを持つところと、効率的にやるところのバランスをとっていきたいと思う。
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