国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
小3 ススキの山 11.3週 「かれはすぐ」(感想文) いと
2012/11/14 16:39:17 325
第3週は感想文。
アインシュタインの伝記の続きです。
かつては学校がきらいで、お父さん、お母さんやヤコブおじさんから勉強を教わっていたアルバート。
そうした勉強を元に、彼は立派に成長して、大学の教授(先生)にまでなりました。
それも自分が子供のころに苦しんだ、意地悪でえらそうな先生ではなく、とても親切でおだやかな先生になったのです。
それはとても良いことなのですが、そんなに立派になったのに、誰でも教えられるようなかんたんな算数を、わざわざ小さな女の子に教えてあげる……というのは、やはり少し変わっていると言えるでしょう。(笑)
また、立場にふさわしい服装をしないところも、変わっていますね。
大学の教授なら高級なスーツなどを着ればいいのに、アインシュタインの服はよれよれ、髪もボサボサでした。
しかし、「肉を買って包み紙の方が立派だったらわびしい」というアインシュタインの考えは、確かにその通りと納得できます。
ぴかぴかの服を着て、見た目はものすごくかっこいいのに頭は良くない……ということになったら、見ている人も本人も恥ずかしくなってしまうかもしれません。
“似た話”としては、自分もアンシュタインのような優しい先生に、よく教えてもらったこと。
また、自分の学校や習い事の先生に、変わった人・面白い人がいたら、その人のことを取り上げてみてもいいでしょう。
お父さんやお母さんに学生のころの話を聞くと、必ず一人や二人、印象に残っているおもしろい先生について話してくれるはず。
授業より、関係ないおしゃべりの方が面白い(しかも長い)とか、すごく体をきたえていて、スポーツ選手のように筋肉がすごいとか、色々なタイプの先生がいたと思います。
そんな先生たちの良いところもいっしょに書くことができたら、すばらしいですね!
★項目は、
構成【題名の工夫/中心を決める】
題材【前の話聞いた話】
表現【たとえ/いろいろな言った】
主題【自分だけが思ったこと】
の四つ。
「変わりものだったアインシュタイン」、「思い出の先生」など、題名を考えましょう。
そして感想文なので、はじめに「いちばん……だったのは」と書くことも、わすれないようにしてください!
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