創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。


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8月28日の説明会レジュメ 森川林  2012/08/28 19:07:47 2

 くわしく書いてあるので、動画を見なくても、このレジュメを見れば大体わかると思います。
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2012年8月28日(火)
言葉の森 港南台教室
英数国の家庭学習チェックの仕方
1、 家庭学習の意義
・真面目なのに意外と勉強の仕方を知らない子が多かった。
・しかし、そこですぐ塾に行くと、教わる勉強に慣れてしまう、実力をつける勉強より点数を上げる勉強になりがち、子供時代にいちばん大切な読書・熱中・対話の時間が減る、という問題が出てくる。
・これからの時代は、自助の時代で、創造力と協調性が必要になる。
・また、家庭学習の文化を蓄積していけば、近所の人にも、自分の子や孫にも伝えられる。
・ただし、家庭の実態に合わせた工夫と、経験の共有が必要。
「家庭学習掲示板 カタカゴの丘」
http://www.mori7.com/okakg/
「facebookグループ 家庭学習の村」
http://www.facebook.com/groups/katei/
・学校も先生も教材も要らない教育が、ユダヤ人インド人の伝統教育、日本の寺子屋教育。
・世界の無知と貧困を克服する方法は、学校を寄付することよりも伝統教育のノウハウを伝えること。
・ただし、実力をつける勉強と、勝負に勝つ勉強とは異なるので、中学生は定期試験の10日前から、試験対策に専念する。(ただし、漢検、英検、模試などは含まず)

2、 国語の家庭学習の仕方
・国語の入試は、難読の速読と記述を必要とする傾向に。
・国語がいちばんの基本。
・今の読書、音読、暗唱、作文でも十分に力がつくが、読書は個人差が多い。
・難読の多読に進む子と、楽読、又は、少読にとどまる子も多い。
・そこで、小1-3で小6までの漢字の読みの先取りを行う。(漢字長文音読)
(中学入試レベルの問題を編集し、全文ルビ付きで音読教材にする。→オープン長文)
・今後、作成でき次第、渡す予定。
・小4-6で、中3までの漢字の読みの先取りを行う。
・小4-6は、中学入試問題集を1問音読(教室で購入して分冊を貸出する形)
・中1-3は、高校入試問題集を1問音読( 〃 )
・朝の音読や暗唱と重なると負担が大きいので、夕方の時間設定がよい。

3、 ノートの記録の仕方
・作文ノートの最後のページを使う。
・子供が自分で◎をつける。
・父母が毎日その◎を見て、時間があればどれかひとつを確認チェックして褒め、サイン又はコメントを書く。
・教室では、週に1回先生がそのノートを見て、時間があればどれかひとつを確認チェックして褒め、サイン又はコメントを書く。
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
┃9/┃ 1┃ 2┃ 3┃ 4┃ 5┃……日付
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃あ┃◎┃ ┃ ┃ ┃ ┃……暗唱
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃お┃◎┃ ┃ ┃ ┃ ┃……音読
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃ど┃○┃ ┃ ┃ ┃ ┃……読書
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃し┃△┃ ┃ ┃ ┃ ┃……CD
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃え┃◎┃ ┃ ┃ ┃ ┃……英語暗唱
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃か┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃……漢字長文音読
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃も┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃……問題集長文音読
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃さ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃……算数、数学(す)問題
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃親┃印┃ ┃ ┃ ┃ ┃……保護者サイン又はコメント
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋
┃先┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃……先生サイン又はコメント
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻
※勉強をする順番に並べておくとよい。

4、 算数数学の家庭学習の仕方
・入試問題は、難問の速解の傾向に。
・勉強の本質1、基礎に慣れて速く正確に。(例えば2の3乗=8、12×12=144なども含む)
・勉強の本質2、基本の徹底で考えずにできるレベルに。
・以上をでき太くんの教材で行う。(教科書準拠の問題集でもよいが、反復の仕組みと量が不十分なので)
・でき太くんがひととおり終了したら、解法の詳しい問題集1冊を徹底マスターという形で行う予定。
・勉強の本質3、入試問題に適応して組み合わせ問題に慣れる。
・入試は基本の複雑な組み合わせで、学年が上がるほど知能とは無関係になる。
・塾や家庭でこの組み合わせの勉強を中心にすると、1回ではできるようにならないので、叱る勉強になりがち。
・でき太くんで自学自習の習慣を身につけると、入試問題対策も自学自習でできるようになる。
・入試対策は、中3の夏から、高3の春から本格的にやれば間に合う。(高校入試120時間(3時間×40日)、大学入試720時間(4時間×6か月))
・家庭学習チェックの仕方は、作文ノートの「さ(す)」に◎をつけ、保護者のサインをもらい、教室にはその週にやったプリントも持ってくる。

5、 英語の家庭学習の仕方
・英語の入試は、国語と同じように、難読の速読と記述を必要とする傾向に。
・英語の勉強の本質1、スピード。
・英語の勉強の本質2、概要把握力(不明な言葉があってもおおまかにわかる)
・英語の勉強の本質3、微妙なニュアンス判別力(日本語の「てにをは」の感覚を、英語では文法的理解で身につける。これが大学入試で重要に)
・英語の勉強の本質4、内容の難読力(大学入試では、英語力は国語力と重なる)
・rとlの発音の区別はどうでもいいとは言わないが、インターネットの時代は会話力よりも読み書き力。
・会話の慣れが読み書き力の土台にならないのは、文法が易しすぎ、単語が易しすぎ、場面に対応しすぎのため。
・ところが、文章化された英語をCD聴取と音読で反復習得し、暗唱や暗写まで徹底すると、読み力、書き力、聞き力、話し力の土台ができる。
・日本語脳は、英語脳と正反対なので相性が悪い。(以下は仮説)
・英語をある期間集中して使うと、しばらくの間ひらめきや創造性が乏しくなると言う人が多い。
・小1-小3の母語形成期に住んでいた場所で母語が決定する。
・自然の環境(アメリカに住んで、父がイタリア人、母が日本人など)であれば、生物には適応力があるので全部できるようになるが、人為的にやりすぎると母語が確立しない可能性がある。(例えば、幼児期にCDをシャワーのように聞かせるなど)
・ただし、小4以降は後期バイリンガル熟達期と言われているので、英語学習は小4-小6が重要。(小3までは前期バイリンガル臨界期)
・学習方法の基本は、少数の、同じ教材を、同じ順序で、大量反復すること。
・反復の飽きる勉強を褒美で釣らずに続ける家庭文化を作ると、勉強、手伝い、仕事なども自分の力でできるようになる。
・勉強の仕方は、CDを毎日10分以上聞き流し。(通学途中、帰宅後の休憩時間、遊び時間、食事中、入浴中、就寝前など)
・「毎日」が原則で、毎日やると脳が「これは大事なことらしい」と見なすので、たまに長時間集中して学習するよりも定着する。
・注意点1、勉強体制で取り組まない(机の前に座って真面目にやろうとしない)
・注意点2、意味を教えたり、理解させようとしたりしない。
・注意点3、親子で一緒にがんばらない。特に、親が競争に勝って自慢しない(笑)。親は、やらせること、褒めること、感心することに徹するとよい。
・CDはパソコンに取り込むと利用しやすい。
・ウィンドウズメディアプレーヤーに取り込み機能がある。
・取り込むと、マイミュージックのフォルダに保存される。(5-6分の音声で、5000KBぐらい)
・Unitemovieというフリーソフトで元ファイルとコピーファイルを合体させると2回分10分程度のファイルになる。(googleで検索するとダウンロードサイトが見つかる)
・CDを聞いたら、子供が作文ノートの「し(CD)」に◎をつける。
・教室では最初にアルファベットの書き方を練習させる。
・家庭では、アルファベットの暗唱ができるようにし、慣れてきたら暗写もできるようにする。(作文ノートの「え(英語暗唱)」に◎をつける)
・アルファベットの暗唱暗写ができたら、教室の辞書で、単語の意味、読みを調べさせてノートに整理させる。(小学生までは読みはカタカナで)
・日本語長文の100字分を英文20-30ワード分と見なして、それを1ユニットとする。(実際は1ワード2.6文字ぐらい)
・3ユニットの読み意味調べが終わったら、家庭で日本語の長文暗唱と同じ要領で暗唱してくる。
(1日目1ユニット×30回、2日目2ユニット×30回、3日目3ユニット×30回、4-7日目1-3ユニット×10回)

※全体に楽しいゲームの感覚でやってください。
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