国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
本日の一字 「八」 (facebookページより) かんじのいと
2012/08/01 10:58:02 38
「『分』は『刀』で『分ける』という意味ですね。
だから部首は『八(はちがしら)』で、
『人(ひとやね)』ではありません。
...と、2年生を担任していたときに教えていました。」
「なるほど、『刀できりわける』、ということですね。まさしくその通り、イメージが湧きます!」
「なるほど!判らなくなったら字に聞けって言いますもんね。判りやすかったです!」
「調子にのってもうひとつ。
『禾』(稲)を『厶』(囲いこむ)のが『私』(私有の稲)で、
『厶』(わたくしする)を『八』(切り開いて分ける)と『公』になります。」
「『分』と『公』に『いいね!』を頂戴したので、こんな漢字も。
『半』は『八』と『牛』からできた字で、『牛を切り分けて半分にする』意味があります。文字どおり、ですね。
『半』の旧字体は『絆』の旁(つくり)のように『八』と書いていました。
漢字を教えるとき、こんなふうに字源のつながりをたどって広げていくと、子どもたちにもすーっとはいっていくようです。」
「ただし、気をつけていたのは『藤堂漢字学』と『白川漢字学』の字源の解釈の違い。
小学校の教室でどちらが正しいかを議論する必要はないので(それもおもしろい授業になるかもしれませんが)、妥当だと判断できる範囲で両者の説をとりあげていました。」
「判りやすい!(^^)そして藤堂論と白川論のことも確かにどちらにも理解し易い説とこじつけかな?と思える説もあり気がしていたので、理解し易い方で覚えていけばいいんですよね。切れ味(切れる刃物で切らないと料理が不味くなるそうです)のいい説明深く納得です(^^)」
……などなど、たくさんのコメントをいただきました!
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