言葉の森と他の作文教室との違い
 言葉の森と他の作文教室との違いをまとめてみました。勉強は、将来の継続性を考えて始めることが大切です。


■言葉の森と他の作文教室との違い
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 言葉の森と他の作文教室とのすぐにわかる違いは、その年数です。
 言葉の森は、30年前から作文専門の教室を開いて指導していました。ですから、ときどき社会人になった元生徒から、「懐かしいページを見ました」という連絡が来ます。
 30年前からあったということは、今後もずっと長く続く可能性が高いということです。

 それに対して、この2、3年で始めた作文教室は、どれくらい続くかわかりません。昔も一時作文教室のブームのようなものがありましたが、そのころできた教室は今はほとんどありません。作文指導というものは、最初の1、2年間指導することは、ある意味でだれでもできます。子供の書いた作文を添削していくだけですから、簡単なことのように思えます。

 しかし、その指導を長期間続けて、小1から始めた子が中学生になり、高校生になっても続けて勉強をできるような指導をすることはかなり難しいのです。そこには、明確な指導の方針とカリキュラムがなければならないからです。

 他の作文教室の中には、言葉の森がこれまでに開発したオリジナルな指導法をそのまま借用して指導をしているところも数多くあります。それ自体はいいのですが、問題はそういう教室で学ぶ生徒が、そこで持続的に勉強を続けていけるかどうかということです。

 受験の作文に合わせた指導は、どこでもできますが、受験後の作文力まで考えて指導しているところは言葉の森以外にはほとんどないのではないかと思います。

 言葉の森と他の作文教室とのもう一つの違いは、言葉の森では、作文の好きな子が多く集まっているところです。
 作文が好きだが、学校や塾では書く機会があまりないという子が言葉の森によく来ます。そういう子供たちは、言葉の森の勉強も積極的に取り組みます。国語の成績も当然いいので、成績を上げたいという動機よりも、書くことが楽しいということで作文を書いています。

 しかし、作文の得意な子供たちがいる一方、作文が苦手でどうしようもなくて来るという子供たちもいます。言葉の森の指導の特徴は、どんなに苦手な子でもすぐに楽しく書けるような指導ができることです。だから、通学教室でも、苦手な子の隣で得意な子が作文を書き、どちらも楽しく集中しているという光景が見られます。

 言葉の森で勉強している生徒の学力は、全体にかなり高いと思います。中学入試、高校入試、大学入試の直前まで普通に作文を書いていて、最難関校に合格するという子がよくいます。教えている先生も、受験することを知らなくて驚かされるということもしばしばです。受験勉強をしながら、受験には直接関係のない作文を毎週書き続けるというぐらいですから、入学後も余裕を持って勉強をしていける子供たちだと思います。

 作文の勉強をしていると思考力が育つので、受験勉強の後半にぐんと伸びるということがよくあります。受験勉強のヤマ場は最後の1年間ですが、この1年間で後半になるほど力を伸ばしていく子がいます。その違いは、考える力があるかどうかによるのではないかと思います。

 言葉の森の作文の勉強は、小学4年生までは、主に普通の生活作文ですが、小学5年生以降は難解な説明文や意見文の感想文が中心になります。この感想文は、大人でもよく考えなければ書けないほどレベルの高いものです。もちろん、担当の先生が電話で指導をしてくれるので、だれでも何とか書くことは書けるのですが、本気で自分の力で考えて毎週こういう感想文を書いていれば、かなり思考力がつくと思います。
 

■月2回の勉強では作文の実力はつかない
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 言葉の森に、ときどき、「月2回のコースはありませんか」という問合せがあります。
 実は、ずっと昔、言葉の森でも、月2回のコースや月1回のコースを設けていました。それぐらいなら負担がないだろうからという保護者の要望によって試しに始めたものです。
 しかし、子供にとっては書くときの負担はほとんど変わりませんでした。逆に、隔週1回の勉強は、毎週1回の勉強より習慣になりにくい分だけ、余計に負担を感じるようになったのです。
 更に大きな問題は、毎週という生活のリズムが作れないので、作文の予習がしにくくなることでした。そういうことがわかったのです。

 言葉の森では、小3以上は作文や感想文の課題が決まっているので、それを自宅で準備してくることになっています。準備の主なものは、お父さんやお母さんに似た話を聞いてくることです。すると、予習のために毎週○曜日は家族で話をするという生活習慣ができるようになります。
 ところが、隔週1回や月1回の勉強では、家庭生活のリズムに組み込みにくいので、自然に子供任せの勉強になってしまうのです。その結果、毎週1回の勉強よりも、かえって書きにくいという状態が生まれてきたのです。

 世の中に今あるものは、長い年月の間に安定して残ったものです。その安定の条件は、中途半端でないことです。
 必要であればしっかりやる、必要でないならやらない、そのどちらかが安定した状態で、必要だと思うが負担にならない程度にやるというのは、実は心理的にとても不安定な状態なのです。

 作文の勉強は、書いたものを添削するだけではありません。それぐらいなら、普通に文章力のある大人であれば誰でもできます。
 難しいのは、書いたあとの添削ではなく、書く前の事前のアドバイスです。難しい課題であっても、子供が何とか書けるように準備することが、作文の勉強で最も大事なことです。
 そのために欠かせないのが予習です。だから、毎週1回の勉強で、毎日の生活の中に作文の勉強が位置づけられるようにしておく必要があるのです。

■作文の通信教材の比較
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 作文の通信講座の教材を比較してみました。

●担任制の有無

 まず第一に、通信教育は、通学教育ではできないことをするものですが、そのためには通信を活用した双方向性がなければなりません。しかし、ほとんどすべての通信教育は、ただ教材が定期的に送られてくるだけで、課題の提出とその添削講評というやりとりがかなり少ないのです。1、2か月に1回提出するという勉強では、個別指導や担任制とは言っていても、担任という実質的な意味はありません。

 教材が送られてくるだけで、通信的なやりとりの少ないことが現在の通信教育のいちばんの問題です。(言葉の森は週1回の提出で、提出率は91.6%です)

●ばらばらの教材よりもまとまった教材

 第二は、毎月送られてくる教材の多くが、市販の問題集を薄い分冊にしたようなものだということです。これなら保護者が書店で問題集を自分で選んで使った方が、子供の実態に合わせた勉強ができます。

 市販の問題集にも、いろいろな長所や短所がありますが、保護者が自分の目で見て取捨選択できるというところと、通信の教材よりもはるかに割安だというところが優れています。

●繰り返しの勉強がしやすいか

 第三は、教材が毎月送られてくるという性格上、1冊が薄いものになり、薄い教材が何種類もたまる結果になりがちだということです。
 薄い教材が多くなると、保管して何度も繰り返すという勉強がしにくくなります。

 通信教材は、子供が自分でできるように導入部分は易しく面白く工夫されていますが、そういう易しい問題は、いくらやっても力がつきません。
 本当に力がつくのは、すぐにはできなかった問題ですが、1回目にできなかった問題というのは、普通は3、4回繰り返して初めて身につきます。ところが、保管しにくい薄い教材では、繰り返すといってもせいぜい1、2回です。
 だから、本当は教材は1年間通して使えるような1冊のものがいちばんいいのです。1冊にまとめた方がいいものを何冊にも分けてあるというのが、今の通信教材の問題点です。

●赤ペン添削では力はつかない

 第四は、作文の通信指導の特徴が赤ペン添削ということになっているために、赤ペンがびっしり書いてあることを売りにしているところが多いことです。

 しかし、その赤ペンの多くは、あまり意味がありません。勉強は理屈で説明して理解して完成というようなものではなく、その理解を何度も繰り返し定着させることが大事ですから、赤ペン添削を読むだけでは、そういう定着作業はまずできません。
 通信指導=赤ペン添削というのは、多分に惰性で行われている面があります。赤ペンでは作文の実力はつきません。

●模範解答例を見ても書けるようにはならない

 第五は、記述問題や作文問題を提出したあとに、赤ペン添削と一緒に優秀作品や模範解答例が送られてくることです。
 教科の学習のように答えがひとつに決まるものであれば、模範解答も意味がありますが、記述や作文の模範解答はあまり意味がありません。

 特に作文の模範解答例は、何かのプラスになるよりも、親がその解答例と比較して子供を煽る原因になり、子供が自信をなくすという結果しか生みません。小学生の場合は特にそういマイナスの方が大きいのです。

●肝心の国語力に集中しているか

 第六は、通信教育の多くが、肝心の実力をつける勉強に集中して取り組むような形でなく、さまざまなおまけの勉強を伴っていることです。
 例えば、小学生の勉強で最も大事なのは、国語と算数ですが、大手になるほど理科や社会も含めて満遍なく多くの教科を用意するようになります。理科や社会は、学校で教科書を読んでいれば済むものですから、家庭でわざわざ時間をとってやるほどのことはありません。

 しかし、そういう教材が全体の流れの中に用意されていると、親も子もついすべてをやってしまいたくなります。その結果、肝心の国語と算数の力をつける時間が少なくなるのです。

●事前指導があるかどうか

 第七は、言葉の森以外の作文指導の多くが、明確な事前指導を持っていないことです。
 作文の構成メモを作るようなスモールステップ方式の導入学習はありますが、よく書ける子にとって、そういう導入学習はかえってわずらわしいものです。また、よく書けない子にとっては、導入部分が易しくてすぐにできても、そこから作文を書くまでには大きなギャップがあります。

 また、こういうスモールステップ式の学習をしている子は、作文というのはまるで教材でお膳立てしてもらわないと書けないような特殊な勉強だと勘違いしてしまうと思います。
 作文は、教材の助けがなくても、自分で書けるようになることが大切なのです。

●子供が書けないときにどういう対応ができるか

 第八は、これは明確な事前指導がないことにも関連しますが、書けない子をどうするかという指導がないことです。
 作文が苦手な子の保護者は、書き出させることにまず困っています。書き終えたあとの赤ペンがいくらていねいであっても、その前にまず書くこと自体につまずいている子が多いのです。逆によく書ける子の場合は、書けたからといってどうということはないという評価になりがちです。

 通信教材の多くは、四コマ漫画を使ったり、物語の続きを書かせたりと、子供が面白さを感じて取り組めるような課題を準備しています。しかし、面白そうだと思って書いてはみたものの、書く前の事前指導がないので、書いたあとの評価も、主観的にただ褒めるだけか、表記の間違いを注意するかだけになってしまいます。つまり、指導と評価を結びつける明確な基準がないのです。

●小1から高3まで指導する流れがあるか

 第九は、作文指導に関しては、通信教育のほとんどが小1から小6までで終わっていることです。

 作文の学習が本当に勉強らしくなるのは、小学校5、6年生の説明文のあと、中学生の意見文に入ってからです。また、論説文が本格的に書けるようになるのは中学3年生以降高校生になってからです。ところが、どの作文通信講座も、小6の公立中高一貫校の作文試験を終点としています。だから、本当の実力がつかないのです。

■言葉の森の特徴――毎週の電話指導で力がつく
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 思考力や創造力など本当の頭のよさは、作文力に表れてきます。小さいころの勉強の目標は、作文力をつけることを基準にして考えていくことができます。

 しかし、作文は、ただ単に書くだけではなく、どのような方針で書いているかということが大事です。

 言葉の森は、他の教室とは違ういくつかの特徴を持っています。

 第一は、教材がすべてオリジナルであることです。その結果、受験コースなど臨時の課題に対しても、オリジナルな教材を作ってすぐに対応することができます。

 第二は、三十年以上の指導の実績があることです。言葉の森は、今あるいろいろな教室の中では、日本でいちばん長続きしている作文教室だと思います。その長い実績は、常にその当時の最新の技術や指導法を取り入れて新しい作文指導を切り開いてきたことによるものです。

 第三は、小学校一年生から高校三年生まで一貫したカリキュラムで指導していることです。言葉の森の生徒の中には、小学生のころから始めて高校生まで勉強を続けたという生徒が多数います。このように作文指導だけで一貫した指導体系を持っている教室は、ほかにはほとんどありません。

 第四は、作文指導を、読解力や思考力の指導と結びつけて行っていることです。これは、単に文章書く力をつけるだけではなく、本当に実力のある文章を書く力をつけることを目指しているからです。

 第五は、全生徒について担任制をとっていることです。この担任制によって、小学生時代から高校生になるまでずっと同じ先生が指導を続けるというケースも出ています。担任制をとることによって、その生徒の指導と評価を時間的な位置づけの中で行うことができるようになっています。

 第六は、通信指導を毎週の電話指導によって行っていることです。電話指導を、個人的な規模ではなく組織的な規模で行っているところは、ほかにはまずありません。この電話指導によって、通学教室と同じような指導環境を作るとともに、夜遅い時間でも自宅で学べる仕組みを作っています。

 第七は、これらの結果として、生徒の作文の提出率がきわめて高いことです。生徒の多くは、ほとんど毎週休みなく課題を提出しています。都合により休んだ場合も、振替で電話指導を受けることができるので、ほとんどの授業を消化していくことができます。

 作文の指導で大事なことは、その背後にある長期的な指導方針と運営方法です。
 


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