| 言語の枠組み | 
| イチゴ | の | 滝 | の広場 | 
| 達樹 | / | らつ | 中3 | 
| 私達自身は必ずしも意識していないかもしれないが、「スイマセン」と言う | 
| 表現は不思議だと感じられることがある。この表現は英語でいうと「Than | 
| k you」と「I am sorry」という二つの表現がある。一方は「お礼 | 
| 」、他方は「お詫び」の表現があり、一見相反するとも思えるものが同じ言葉で | 
| 表わされる。これは不可解ではないか。あるいは、「I am cold」「 | 
| You are cold」「He is cold」は、どれも同じように普 | 
| 通の自然な表現であるが、日本語でいうと「ボクハ寒い」「アナタハ寒い」「キミ | 
| ハ寒い」というのは不自然に聞こえる。一つの言語を習得して身につけるとい | 
| うことは、その言語圏の文化の価値体系を身につけ、何をどのように捉えるか | 
| に関して一つの枠組みを与えられるということである。 | 
| (右手を骨折中なので、左手で打っていました。森川林) |