| 東と西のテレポート |
| キジバト | の | 村 | の広場 |
| 裕史 | / | あめみ | 小6 |
| 日本には、東と西の間に大きな山脈が連なっている。そして、その山脈を越 |
| えるのにトンネルか飛行機を利用しなければ越えられない。ちょうどぼくは、 |
| 新潟へスキーに行くとき関越トンネルと言うトンネルを利用して東京から新潟 |
| へ行った。 |
| その日は、日曜日で渋滞が所々であった。やっとの事で関越自動車道に乗っ |
| たと思ったら、渋滞に巻き込まれ災厄の状態だった。 |
| 「30kmの渋滞!! よくこんな高速道路があるもんだ。」 |
| と、ぼくは思った。10分ぐらいたって、サービスエリアの看板が目に入った |
| ので、ここでお昼ご飯を食べることにした。ぼくは、やっとの事で車から降り |
| て休めるのかと思って昼ご飯を買いに行ったら、 |
| 「何!!」 |
| お店の前に、10mぐらいの行列ができていたのだ。 |
| 「ちぇっ、きたいして存したな。」 |
| と、ぼくは思い列に並んだ。待っているのに15分ぐらいかかり、やっとの |
| 事で食べれると思ったら、 |
| 「なんだこの味!!」 |
| ものすごくまずい、たこ焼きを買ってしまったので、お母さんが買ってきて |
| くれたやきそばを食べて車に戻ることにした。 |
| 車に戻って走り始めても、何回か渋滞に巻き込まれ等々寝てしまいました。 |
| 気が付いたときには、山の中を走っていてあたりはさびしい風景でした。する |
| と、「この先関越トンネル」と書いた標識が出てきました。ぼくは、 |
| 「このトンネルが日本の太平洋側と日本海側の真中にある山脈の下を通るト |
| ンネルか」 |
| と、思いました。大きな口みたいなトンネルの入り口は、水色でした。トン |
| ネルの中に入ると同じに、また渋滞にぶつかり、 |
| 「ついてないな...」 |
| と、思いました。そのうち、また眠くなり寝てしまいました。 |
| 気が付くと辺りは、真っ白い雪におおわれていてとてもさっきまでいた高速 |
| 道路とは、ぜんぜん違いました。 |
| 「まさかここは、日本海側!」 |
| と、思いました。そして、「ようこそ新潟県へ。」と書かれた看板がありま |
| した。 |
| 「やった!ついに新潟県についたぞ。」 |
| と、思いました。 |
| 「これでやっと休めて、スキーができるぞ。」 |
| と、思いましたが、かいりもこういう目にあうことを知ると、なかなかすべ |
| る気に成れませんでした。 |
| 「まっいっか。」 |
| と、思ってまた寝ました。 |