| ミルクとビタミン |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ナズナ | / | あもせ | 小5 |
| 「あいたたたたたた・・・・。」 |
| この長文を読んで私はためしに一回、学校の校庭で走って見た。そして、あ |
| る地点に来たら、急ブレーキをかけて見た。しかし、転んだ。それから何回や |
| ってもただただ転ぶばかりだ。 |
| それから、今日春休みが始まったので、公園に行って、もう一度走って見た |
| 。学校の校庭で走った時と同じように。また、あの時と同じように、ブレーキ |
| をかけた。 |
| それを繰り返していると結果が出た。それは、作者さんの言った通り、ヒト |
| は速度をゆるめずに急には止まれないと言うことだ。止まれた時があったがそ |
| の時は必ずすべりこみのような感じで止まっていた。 |
| それと、抵抗性があったりなかったりする話にはいい例がある。そのいい例 |
| はお母さんが教えてくれたのだ。それはバリ島のコレラのことだ。 |
| アメリカやヨーロッパの観光客は全くコレラにはかからなかった。が、日本 |
| 人だけが大勢その病気にかかってしまったと言うことだ。それは、日本はきれ |
| いだったがきれいすぎて、コレラに対する抵抗性が他の国と比べて弱いからだ |
| 、と言われた。 |
| あまりよくわからない人に言っておくが、バリ島などの東南アジアの国では |
| 、たとえどんなにきれいなホテルであっても、食べ物にばい菌がついている可 |
| 能性がある。だからバリ島に住んでいる人や、長く滞在しているアメリカやヨ |
| ーロッパの人は、ばい菌に対する抵抗性が強いのだろう。けれども、もしかす |
| ると初めはヨーロッパやアメリカの人達もお腹をこわしたのかもしれないが、 |
| きっとバリ島に滞在しているうちに、体が抵抗性をつけてきたのだろう。 |
| まだまだある。これもお母さんに聞いたことだが、生まれてからずっとばい |
| 菌の無い無菌室の中で暮らしていると、ある時突然、ばい菌のたくさんある世 |
| の中にでてしまうと、すごく重い病気にかかってしまうそうだ。それも、体の |
| 中の抵抗性が少なかったからと言えるだろう。 |
| しかし、ばい菌をにくんではいけないと私は思う。なぜなら、きれいすぎる |
| と、まるでバリ島でコレラになった日本人と同じように、すぐに病気になって |
| しまうからだ。確かにお腹をこわしたり下痢をしたりするのは頭に来るが、例 |
| えば地球上のばい菌を全て消してしまうとすると、さらに悪いばい菌が残るこ |
| とになる。なぜかと言うと、ばい菌はばい菌なりに、さらに悪いばい菌をやっ |
| つけているからだ。つまり本当にばい菌がすべてなくなるとしたら、体が悪化 |
| してしまうに決まっている。ばい菌で勝てないのならば、さらに強いばい菌で |
| なんか勝てるわけないだろう。 |
| 一番いいのは、ばい菌のバランス、すなわちばい菌がたくさんありすぎてい |
| てもダメで、少なすぎてもよくない。ちょうど平等なぐらいが一番良い。そし |
| て下痢とか、コレラを防ぐには、アメリカやヨーロッパの人達のように、抵抗 |
| 性をきたえる、それしか無いといえる。さらに、抵抗力をきたえるには、栄養 |
| のバランスを考えて(お肉、野菜などを食べるのだが、どちらかが食べすぎても |
| いけなく、どちらかが減りすぎてもいけない。)たくさん私達の身近な食べ物を |
| 食べることだ。またばい菌があってこそ体がおかしくならないのだから、どん |
| なことがあっても落ち着いて抵抗力をつければよい。 |