| <font color="green">●</font>挑戦 | 
| エンジュ | の | 谷 | の広場 | 
| 優里 | / | あまこ | 中2 | 
| 私には、この春挑戦したいことがいっぱいある。2年生になったのだから、 | 
| 1年生の時にやりのこしたこともやってみたいし、これから始めてみたいこと | 
| もたくさんある。 | 
| まずは部活。私は吹奏楽部で、フルートを担当している。この春から新一年 | 
| 生が入ってくるので、私たちは先輩と呼ばれるようになる。入部してきた一年 | 
| 生に下手なところは見せられないので、とにかく部活をがんばりたい。夏には | 
| コンクールや、スクールコンサートがある。先輩方はそこで引退してしまわれ | 
| るので、先輩のためにもがんばらなくちゃと思う。また、一年生を指導するの | 
| は大変だと思うけれどそちらのほうもがんばりたい。 | 
| もちろん、勉強の方もがんばりたいと思っている。一年生の時に回を重ねる | 
| ごとに点数の下がっていった定期テスト。特に点数の下がりが大きかった数学 | 
| 、英語を重点的にやっていきたい。やっぱりみんな一生懸命勉強しているのに | 
| 、私だけしなかったらおいてかれるのは当たり前だと思うので、学校の宿題と | 
| は別に復習とかをしなきゃいけないなと思う。 | 
| 人間とはどうして何かに挑戦したがるんだろうと、時々不思議に思う。よく | 
| よく考えてみると、何かに挑戦すると言うことは人間が人間であるための | 
| 一つの証みたいなものじゃないかなと思う。人が何かに挑戦するのをやめてし | 
| まえば、なにも変化のない世の中になってしまうと思う。何かに挑戦するから | 
| こそおもしろいものだと思う。だけど挑戦したものが難しすぎて、途中で投げ | 
| 出したくなることだってある。そんなことを乗り越えて完成させたもの程、完 | 
| 成させた喜びというものは大きくなる。だから人間はその喜びを求めて得体の | 
| 知れない<何か>に、無意識ながらも挑戦していくものだと思う。 |