| <font |
| color="green">●</font>視点を変えて見る |
| オナガ | の | 池 | の広場 |
| 裕史 | / | あめみ | 中1 |
| 普段僕たちは、コインを丸い物とみなしている。そして、100円玉、10 |
| 円玉などと言いそれをお金と言う。本当は、ただの銅、アルミ、鉄などで出来 |
| た物なのになぜそのように呼んでしまうのだろうか?その理由は、僕たちはい |
| つも決まった物を決まった視点から見て理解しているからである。コインが自 |
| 然に安定しやすい姿勢で置かれている時、人間はそれを自分の目線から見た場 |
| 合には丸く見える。そのため僕たちは、「コインは円形だ。」、「お金だ」と理 |
| 解してしまう。もっと実験的に自分の視点を変え、さまざまな方向からのアプ |
| ローチを心みる事が出来るほうがいい。それはレトリックと深い関係がある。 |
| レトリックは、僕たちの認識と言語表現の避けがたい一面性を自覚し、それゆ |
| えに、もっと別の視点に立てばもっと別の展望がありうるのではないか... |
| ..と探求する努力のことでもある。いっぺん見ただけのこのつまらなそうな |
| コインも、この様に視点を変えて見れば意外と面白い物であったりする。 |