| 自分を見失わないために |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| TERU | / | ふり | 中2 |
| 私は、競争というものが嫌いだ。誰かと競争して、自分が負けてしまったら |
| 誰でも「くやしい」と思うだろう。それと反対に、誰かと競争して自分が勝っ |
| たら誰でも「うれしい」と思うだろう。しかし、これは、たまたま相手が弱か |
| ったり、強かったりしたから自分は勝ったり、負けたりしたのだ。相手と競争 |
| して、それが何になるだろう。良いことはもちろんある。もし自分が負けてし |
| まったら次の目標が出てくるだろう。それは、とても良いことだ。しかし、も |
| っと大切なことがあるのではないだろうか。 |
| こんなえらそうに言っている私でも、もちろん本気で競争して勝ったら「う |
| れしい」などと思ったりしたことは何回もある。徒競走で負けてしまうと「く |
| やしい」と競争というものに反対している私も思わず思ってしまった。徒競走 |
| だけではない。学校でのテスト、成績、身長などいろいろだ。 |
| この世の中は、何をするにも競争をしているような気がする。「自分の実力 |
| 」を自分の中だけで考えず、周りと比べながら自分の実力を見つめているよう |
| な気がする。 |
| 確かに、それは必要だ。他と比べて自分の実力を見るのも一つの方法だ。し |
| かし、自分の中で、自分の実力のことを考えるのも一つの方法だと思う。私は |
| 、そちらのほうが良いと思う。自分で自分を見つめて自分に足りないもの、ま |
| たは、良いところを見つけて、自分を見失わないようにしてほしい。あまりに |
| 周りを気にしすぎると、自分を見失ってしまいそうな気が、私はする。自分を |
| 見失ってしまうということは、私にとって最悪なことだと思っている。私だけ |
| ではない。世界中の人にとって最悪なことだ。自分を見失わないように、私も |
| 自分を見つめていきたいなと思う。 |