| 何もしないことで・・・・・ | 
| ウグイス | の | 道 | の広場 | 
| ○○○○ | / | うい | 高1 | 
| 現代の人間は趣味を持つことが多くなった。しかし、決してその行為自体を | 
| 楽しんでるわけではない。彼らは「何かをする」ことで「何もしていない」状 | 
| 態を作り出しているのだ。それは、趣味だけでなく「眠ること」でもなされる | 
| 。「何もしないでいる」時間を作ることは、「流れる」時間というものを「積 | 
| み重ねる」時間とすることだ。「流れる」時間というのは呪縛的な感じが強い | 
| が、「積み重ねる」時間は意識して工夫しなければ体験できない。こうした感 | 
| じが強いのは、情報化社会が関連している。 | 
| 現代の社会では、ついつい未来を見据えて現在の状況を変化させようと考え | 
| る。つまり、未来のために現在がある、という考え方だ。小学校に入学したら | 
| 、次は良い中学に行こうとし、その中学に行ったら次は高校・・・・と、全て | 
| 現在を未来の準備期間と見ている。そういう考えだと、全て社会や他人と関わ | 
| っていかなければならないということだが、私は、時にそのような考え方をや | 
| め、自分を回復するような時間、孤独になる時間を作るべきだ。 | 
| そのためには今を大切に思うことが大切だ。未来ばかりを考えるというより | 
| も、 | 
| (まだ途中) |