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おこげご飯はおいしいぞ！ |
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林 |
の広場
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一休さん |
／ |
わら |
小3 |
おこげご飯はおいしいぞ！ |
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一休さん |
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「ボ～！ ボ～！」 |
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と炎が上がっています｡気持ちのいい秋空の中、那須合 |
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宿で、はじめて飯盒炊飯をやりました。飯盒炊飯とは飯盒の中にお米と水をいれて、ごはんを炊くのです。 |
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僕はさっそく新聞紙をもらって、小枝を集めました｡ |
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さあ､火起こしです。マッチに火がつくのはいいのです |
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が、肝心の新聞紙に火がつきません。それはなぜかとい |
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うと、ノロノロと新聞紙にマッチを近づけているのです |
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から、すぐマッチの火が消えてしまうのです。すばやく |
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移動したら、やっと火がついて、新聞紙はあっという間 |
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に灰になってしまって、小枝に火が移りました。まるで、 |
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電車が次の駅に着いたみたいでした。僕たちは大感激、 |
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大歓声でした。次に、太い枝を入れると火がパワーアップして、火花が、 |
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「パチパチ」 |
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と飛んできました。 |
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ところで、火の上の飯盒ですが、グツグツ、カタカタ、ゴトゴトの順番で音がするはずなのに、全く音がしないのです｡疲れるので交代して風を送っていた |
| 僕たちも心配になり先生にみてもらうと、なんとすでにおこげご飯ができていました。何だか失敗したと思ったのですが、先生が、 |
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「これはとてもおいしいおこげご飯だ！！」 |
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とびっくりしてくれて、何のことかさっぱり分からない |
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僕たちも、実際食べてみると､とてもおいしかったので、 |
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驚きました。 |
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この秋の合宿で僕は、何事にもチームワークが必要だ |
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ということを学びました。仲間がいるからこそ、でき |
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る事がたくさんあります。みんなで作ったおこげ最高！ |
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