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真実と仮想現実 | 
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AE86 | 
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えや | 
高1 | 
   大人になって毎日同じようなことを繰り返していると、あまり「ふしぎ」なことはなくなってくる。何もかもわかったような気になると、今度は面白くな | 
| くなってきて、「ふしぎ」なことを提供してくれるテレビ番組や催しものなどを見る。子どもは「ふしぎ」と思う事に対して、大人から教えてもらうことに | 
| よって知識を吸収していくが、時に自分なりに「ふしぎ」な事に対して自分なりの説明を考えつくときもある。 | 
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   子供に質問された場合は、真実を答えるべきであろうか? それとも、仮想現実の世界を教えるべきであろうか? 私は、敢えて言うなら仮想現実の世界 | 
| を教える。なぜなら、そうすることによって子供がオモシロイ発想で自ら答えてくるからだ。そう、子どもはその大きく清らかな心で、物語化させて返して | 
| くるのだ。この様な発想が、将来の発想を大きく面白いものとするのであろう。これからの世の中は「発想の転換」が上手い人が伸びるのだ。だから、子供 | 
| に何かを質問された場合は、スグに答えず、「なぜでしょう?」と問い返すことが必要ではないだろうか? そうして、発想の転換のウマイ人間をこの世に | 
| 増やすべきである。 | 
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   大人は、ついウッカリと子供に聞かれたことを正直に答え過ぎる場合がある。例えば、「夕日が赤いのはなぜ?」と質問された場合、つい、「遠くの夕陽 | 
| だから、(中略)一番波長の長い赤だけが届くからだよ」などと答えてしまう。すると子供は、何となく分かった気がするのだが、実際は「???」となっ | 
| てしまうのであろう。しかし、前のように質問された場合、「太陽が皆に見られて照れているんだよ」と答えれば、この瞬間から子供の頭の中では物語のス | 
| トーリーを作り始めているのだ。 | 
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   確かに、正しいことを教えるのは大切なことである。しかし、子供のうちは自由な発想から自分の世界をより大きくした方が良いのだ。正しいことは、学 | 
| 校で教えてくれる。学校に行くようになってから覚えれば良いのだ。今の世の中は、小さいうちから正しいことを教え過ぎてしまう為、勉強ばかり出来て、 | 
| 人の痛みが分からない人が多くなってしまったのだ(大人・子供を問わず)。これからの社会、凶悪な青少年犯罪を減らし、無くす為にも、小さいうちから | 
| 正しいことを教え過ぎないのが大切である。もちろん、教えないのもダメである。子供が物語りを創れそうな内容の質問であるならば、仮装現実を教えるべ | 
| きである。 | 
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