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太一 |
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あうけ |
中2 |
| ある朝、私はパンと一冊の本を持って家を出た。不思議な、あるひそかな不安を感じながら、私は少年時代に喜びを味わった、なじみの場所を見まわした。 |
| そこで昔、水を出しっぱなしににして、父を悩まし、路上にダムや運河を築いて、大洪水を起こした。しかし、子供の頃の余韻は浮かんでくるが、もうそれ |
| は何でもなかった。足もとのトカゲを捕らえてみても、どうすることも出来なかった。幸福感も消えてしまった。そして、あの私のそばを通りすぎた列車に |
| のって世の中へ出ていきたいと心のそこから感じた。 |
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確かに、子供というのは親に甘える。僕が思うに、子供時代は、親に甘えて、助けられて育つのが当たり前で、また、それが普通である。これからの自立 |
| のためにも、親と接して、親とできる限り分かり合っていたほうがいいと思う。しかし、最近では、親の虐待などが増加して、それによって子供時代に心に |
| 深い傷を負い、親に甘えられず、その深い傷が治らなく、残ったまま育っていってしまう子供も多くなっている。やはり、子供時代に一番身近で、一番血の |
| つながりが濃い「親」から受けた虐待は、一番心から離れないと思う。しかしそれとは逆に、子供時代に親に甘え、いい思い出が出来ているなら、健康的な |
| 心でいられるし、今後の言い思いでになる人もいると思う。 |
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しかし、文章のように、いつまでも甘えているのではなく、いつかは自立しなくてはならない。遅かったにしろ、親はいつまでも生きているわけではない |
| し、いつかは自立を強いられるときが来るはずだ。それに、僕ぐらいの年頃になってくると、親とべたべたくっつくのを拒んだり、また、反抗期というもの |
| もあるが、親の意見より自分自身で決めたことで行動したくなったり、親抜きでどこかへ出かけたりと、だんだん自立への一歩が踏まれていく。それが子供 |
| 時代から青春時代への一歩でもある。 |
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いつまでも子供時代の間までいる人もいるが、『脱皮できない蛇は滅びる』というように、いつまでも同じことばかりではなく、人間には変化が必要だ。 |
| 子供時代から青春時代への変化もその一つだ。やはり、後ろばかり見ずに、今は未来、つまり前に向かって突き進むのがいいと思う。 |
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