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自信の大切さ |
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エガ |
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てせ |
中2 |
| 日本のある会社が香港で現地の人間を採用しようと求人広告を出したという。 |
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「日本語のできる人を求む」 |
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すると瞬く間に、「我こそは日本語が達者である」と胸を張ってたくさんの香港人が押しかけた。会社側はおおいに喜んで、さっそく面接をしてみたが、 |
| 実際にはほとんどの人が、「コンニーチハ、サヨナーラ」といった挨拶程度しか日本語を話すことができなかったそうである。 |
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このくらいの挨拶は私にだってできる。私達にまったく関係ないフランス語やドイツ語、中国語だっていえる。私は物事を、自信を持って言えるほうだが |
| 、いくらなのでも、挨拶しか出来ない言葉を、自信を持って |
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「私は出来ます。」 |
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なんて言えっこない。できないことをできるなんていうと、とてもはずかしいし、何しろ、日本人は遠慮しがちである。皆さんもこういう会話を聞いたこ |
| とがあるだろう。 |
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「つまらないものですが、受取って下さい。」 |
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「いえいえ、もらうわけにはいきませんよ。」 |
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「そんなことを言わずもらって下さい。」 |
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「じゃあもらおうかしら。」 |
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日本人はこのような会話が日常的だ。まず、最初の「つまらないものですが」という文。実際には、何千円とするものが入っているはずだ。この瞬間、中 |
| 身のものがつまらないものだと思う受取人はいないはずだ。本当につまらないものだったらわたさないはずだ。「いえいえ、もらうわけにはいきませんよ。 |
| 」この文だって遠慮し過ぎ。私だったらすぐもらう。二回目の返事をまっているようじゃ、本当に何処にいっても生きていけない。私達、日本人の悪いとこ |
| ろはそこだ。もっと自分に自信を持ってアピールしていったほうが良い。その理由は二つある。 第一の理由に、私達は、「遠慮という殻」をかぶっている |
| かぎり、成長しないのだ。要するに「蝉」である。殻にかぶっていては何も出来ない。成長しないわけだ。殻から出て、初めて意味がある。分かっていなが |
| ら、分からない、このような事は、はっきし言って「宝の持ち腐れ」である。外に出て、羽を思いっきり伸ばしてみよう、羽ばたかせてみよう。新たな道が |
| 開かれる。 「あの子おとなしいわねぇ~」 |
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と言われるより、 「あの子積極的ねぇ~」 と言われたほうが嬉しいはずだ。 |
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第二の理由に、チャンスを逃すからだ。今こそ飛び立つとき、そんな時に飛び立たない、何てもったいないことなのだ。例えば、高校入試のとき今は絶好 |
| 調。トップクラスの講校にいけそう、そんな時消極的で受けない、こんなもったいないことはない。チャンスは一度しかないかもしれない。こんな体験をし |
| た人はいるであろう。 確かに、遠慮することはいいことだ。しかし、こういう名言がある。未来には、ひとりでにできる未来と、自分で作る未来との二つ |
| がある。いくら生い茂る茨の道も、自信を持てば、切り開けるはずだ。 |
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