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見かけで判断するな! | 
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アジサイ | 
の | 
泉 | 
の広場
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有貴 | 
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いおし | 
小5 | 
   花は色々な事を考えながら描くと、きれいに描けない。例えば「この絵は、うまく描かなきゃ。」とか「時間が無いから急いでこの絵を仕上げなきゃ。」 | 
| などと考えていると,自分が満足する絵が書けなくなってしまう。だから絵は,じっくり書くと実力以上の物が書ける時がある。だがこれは絵だけの事では | 
| ない。 | 
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   字や文章、それに物を作る時もそうだ。人はよくこんな間違いをする。「人の顔は,一つ一つ違っている。でも花や動物はとても似ている。」だがそれは | 
| 大きな間違いだ。人間の顔が何通りも有るのなら、花や動物にだって姿は何通りもあるはずだ。これは画家達の描いた絵と,普通の人の絵の違いだ。画家が | 
| 花畑を描いたら,一つ一つ形が違うどころか色も変える。これは画家の心が真白の証拠だ。 | 
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   前にテレビで画家が話をしていた。内容はこんな感じだった。「私は週に1かい森に咲いている同じ花を描きに来るんです。ですがその花の絵で全く同じ | 
| 絵は,無いんです。春にはきれいに咲いていますが,夏には周りの草でうもれて,秋には花びらが散って,冬には雪にうもれるんです。本当に不思議ですよ | 
| ね。」確かに同じ花を描いていても、違う絵になるって不思議だなと思う。 | 
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   それに花も咲いている場所や光のあたり方によって,咲く時期やきれいさが変わってくる。花屋さんにはきれいな花しか置いていない。それは人を祝った | 
| りする時に使う花だからだ。もし祝いに贈った花が虫食いだらけだったら、贈られたほうがなんかいやな気持ちになる。だがどんなに花にきれいじゃない花 | 
| ときれいな花の差があってもそれは見かけで決めては行けないと思う。人間だって働き者っぽい顔をしたなまけものもいれば,なまけものっぽい顔をした働 | 
| き者もいる。健康そうな顔をした病人もいれば,病人っぽい顔した健康な人もいる。だから花にも個性はあるし見かけだけで判断してはいけない。だがそん | 
| な事とは裏腹に人間は何かとすぐに決めつけてしまう。というより決めつけたがる。人や物を見た目や印象で決めつけるのはおかしすぎる。 | 
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   花の中で菊はとても長持ちする。だがきれいにおひろめできるのは,短い時間だ。だがどんな花も花だけでなく葉をそして土の中の根も花の中に生き生き | 
| と描くべきだ。そしたらどんなに見た目の悪い花も,きれいに思えるだろう。だから「行動するためには,多くの事に無知でなければならない。」のだ。 | 
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