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いったい臆病とは・・・・・・を読んで | 
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しっぽ | 
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ほし | 
中1 | 
    いったい臆病とは・・・・・・を読んで | 
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   この話では、友達ができる人とできない人とでは全然違う、と述べている。周りの空気や、自分を悲劇のヒーローにするか、自分自身を尊重するかで友達 | 
| のできるできないは違ってくる。 | 
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   自分を尊重する人は他人にも尊重される、というのは確かにそうだと思う。 | 
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   私が小学生のころ、小学校には変わり者の先生が多々いた。すぐに泣き出してしまって生徒から馬鹿にされ、一人の生徒に授業中逃げられてしまう先生。 | 
| 生徒の悪いところばかりを見つけてはそれを指摘し、クラス全員に逃出されてしまう先生。それから、ギャグばかりとばし、しまいには自分の趣味の話で授 | 
| 業を二時間潰してしまう先生。 | 
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   私の小学校では生徒に逃げられてしまう先生が多くいたが、三番目に挙げた先生だけは生徒から馬鹿にされることはなかった。なぜでしょう?私はこの文 | 
| 章を読んで気付いたのだが、それは自分を尊重しているからだと思う。授業を自分の蝶々採集のはなしで二時間つぶし、その次の日にテストをする人なんて | 
| 、私は今まで十三年間生きていて、一人しか見たことがない。自分の長所はもちろん話すが、短所や失敗談まであんなに自慢気に話すとは・・・・・・。(笑)一 | 
| 時期みんなで先生が一週間でギャグを何回言うか数えてみたり、先生は先生で自分の髪の毛が何本あるか数えて来いなどとめちゃくちゃな宿題を出したりし | 
| た。(これはだれもやってくる人はいなかった・・・・・・。)こんなに変な先生だったが、みんな結構楽しく毎日を過ごしていたし、先生を親しみやすい教師だ | 
| と思っていた。 | 
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   友達に関してはどうだろう。私は一年生から五年生の半ばごろまで特定の子達としか遊べなかった。四人グループだったので、やはり、リーダーというも | 
| のが存在し、(かーっ、だから女子の友達関係ってきらいなんだよう!!) | 
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   そして、その下には部下というものが従っていた。(どこの国でしょう。)私はその部下というところに所属したわけだが、そのリーダーは実はひどい女 | 
| の子だったのだ。私をのぞいて他の二人に私についての嘘の情報を流しこみ、三人そろって仲間外れにしたのだ。(だますほうもだますほうだけど、だまさ | 
| れるほうもだまされるほうだよねェ・・・・・・。)そのことを母に相談すると、母が、 | 
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   「それはあんたが弱いし、**ちゃん(リーダー的存在の子のこと)に流されすぎなんだよ。」 | 
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   とすかさず言った。 | 
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   「なるほど・・・・・・。確かに私は部下(もう身分制度はよしましょう。)だからってちょっと・・・・・・いやかなり**ちゃんのいいなりになりすぎてたところ | 
| もあったかなあ・・・・・・。」 | 
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   それからしばらくして私は他の子達と遊ぶようになった。これでは**ちゃんが言った嘘の情報を認めたことになってしまうが、私は他の子達と遊ぶほう | 
| が楽しかったので、そんなことはおかまいなしだった。 やがて私は部下意識をすっかり捨て、あの**ちゃん達にあの変な噂は嘘だ、ということをはっき | 
| りと言った。しばらく**ちゃんは反論していたが、やがて、他の二人が私を支持してくれたので、私は誤解を解くことができたのだ。 私はそれまで** | 
| ちゃんに私自身を踏み潰され、本当の私自身を忘れかけてしまっていたのだが、「自分」をしっかりと持ち、自分自身を確認することで、私に自信を持つこ | 
| とができたし、消極的な性格ではなくなった。やはり、「自分」を持つことによって、友達はずっと増えたし、毎日他の子達に警戒心をもつこともなくなっ | 
| た。 | 
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   先ほどのみんなから親しみやすい先生だと思われていた先生にしてもそうだが、他人の下手に出るよりも、どんな自分でも、「私は私!!」と胸を張って | 
| 他人と接するほうが、どれだけ人と接しやすいか、というのがよくわかった。  | 
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