| 絶対的と相対的 | 
| アジサイ | の | 谷 | の広場 | 
| たば星人 | / | あころ | 中2 | 
視覚は、物の 大きさがわからない。見れば解ると思うかもしれないが、それは相対的な大小で、絶対的な物ではない。  | 
では、本当に絶対的なものなどあるのか。僕は、ないと思う。それはなぜか、例えば戦争が行われていたとき天皇は、絶対だと思われていた。し  | 
| かし戦争が終わったとたんに天皇も絶対ではないということがわかった。という事があったからだ。しかも絶対的な物が在ったとしたら宗教などと | 
| いう物は、生まれないと思う。それぞれの宗教は、 | 
「自分達の神様が絶対的だ。」  | 
と思っているかもしれないが、そんなにたくさん絶対的なことが在ったら、それこそ困る。しかし、共有出来る「絶対」はなくても、自分だけの  | 
「絶対」ならあると思う。  | 
逆に相対的な考え方は、そこら中にたくさんある。例えば、本を買うとき中身をパラパラめくって、好みに合うかどうかチェックして、どちらが  | 
| 良いか、相対的に判断するだろう。このように、人間の判断は、ほとんど相対的な判断だと思う。 | 
相対的な判断と絶対的な判断どちらがよいかといわれたら、たぶん僕は答えられないと思う。それは、その時々によっての使い分けが大切だと思  | 
| うからだ。 | 
「臨機応変」という四字熟語がある。この熟語のように、「絶対」「相対」の使い分けは、その場の状況に応じてほしいと思う。例えば、テスト  | 
| の点数は自分の満足度つまり、「絶対」だ。そして、どちらが良いか決めるときは、「相対」を使えばよいと思う。 |