| 清書:新しいものと古いもの | 
| カモメ | の | 森 | の広場 | 
| れもん | / | ふれ | 小4 | 
今、世界には、新しいものがあふれているが、環境に悪いことなどおかまいなしで、どんどん新しいものを使っていくのは、良くないと思う。  | 
便利になったからといって、使い方の良い、悪いを判断できなくなってしまうのは行き過ぎだ。ダイナマイトのように、本当は、工事を楽にする  | 
| ためにつくられた道具なのに、うそをついて買い、戦争に使うことになってしまうこともあるので、便利になることが必ずしも良いとは言えない。 | 
私は、どちらかといえば、古いものがなくなり、新しいものになるのは反対だ。このごろ、何でもかんでも、新しいものになってきた。新しいも  | 
| のと古いものを比べると、新しいものの方が便利。もちろん、便利なものを使う人の方が多い。それに、日本人の性格を考えても、どんどん古いも | 
| のがなくなり、新しいものがふえる。古いものは、新しいものと比べると不便だが、また、新しいものとはちがったいいところがひとつひとつにあ | 
たとえば、自動車と馬車。自動車のほうが、だんぜんに便利。けれども、自動車は、はいきガスで環境をよごす。かといって、馬車だと、とって  | 
| も不便だ。だから私は、自転車がいいと思う。 | 
このように、新しいものがどんどんふえて、古いものがどんどんきえる世の中。不便だからと言って、新しいものをどんどん取り入れて、古いも  | 
| のをどんどん捨てる。便利か不便かだけではなく、環境のことなども考えて、新しいものを取り入れてほしい。 |