| 講評 |
| 題名: | 『くっくっくっ』をよんで |
| 名前: | 浦島太郎 | さん( | あもほ | ) | 小4 | エンジュ | の | 森 | の広場 |
| 内容 | ◎ | 字数 | 768 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ○ |
| "☆" 人間には、持って生まれた性格と、毎日を過ごす中で作り上げられてきた性格の両方があるのね。長文の「 |
| かしら」と似たような例を、身近な友達から見つけ出せたね。物語の中の「かしら」が、A君という似た例を発見 |
| したことで、よりリアルな存在として感じられたようだ。 それにしても、A君は「ふだつきの悪」と書いたよう |
| に、ずいぶんらんぼうな感じの子だね。他の子とケンカをしている様子や、自分勝手なふるまいをしているシーン |
| は、実際にあもほ君が目にしているからこそ、くわしく書けるのだね。では、なぜA君はこんなふうになってしま |
| ったのだろう。もちろん、人の心の中は、想像でしかわからないけれども、「もしかしたら、……だから、こんな |
| ことをするのではないかな。それとも……だからだろうか。」と、相手の立場に立って考えてみるといいよ。力で |
| 物事を解決するというのは、よくない場合も多いけれど、A君にとってはそれが当たり前になっていたのだね。そ |
| の理由を考えて作文に入れてみよう。"☆" まとめはよく考えられた。弱い心・寂しい心があるからこそ、それを |
| 見せないように強がっているのかもしれないね。こういうのを「虚勢(きょせい)を張る」と言ったりするよ。本 |
| 物の強さがないと、人にやさしくはできないものね。"☆"折り紙の話は、「すると」でなく「あるとき(図工の時 |
| 間に)」などでつなぐ方がよさそうだよ。"☆"閉じカッコの後の改行を忘れないようにしようね。 |
| けいこ | 先生( | なら | ) |