hana11-1

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無駄？！ ウグイスの池の広場
しっぽ／ほし中1

　ミミズは嫌われものだが、実は土の中でとても重要な働きをしている。土を食べ、排泄をして、土を良いものにしてゆく。見えない所で役に立っていたミミズ。しかし、この地道で密かな活動が人間達に認められるのには、長い期間があった。嫌われもので、むしろいなくなったほうが良いと思われていたミミズが、実は無くてはならない存在だったのだ。　

　このように、昔やった下らない遊びや、なんでもないと思っていたものなどが、実は後々自分の人生を変えることだってあるかもしれないのだ。　

　例えば学校で……。学校は本来勉強をする場所だと思うが、学校で学ぶのはそれだけではないと思う。私の場合、友達との関わりの中で、色々な情報が入ってくるので、全く興味の無かったことに関心を持ったり、生活の中で結構役に立つエピソードもある。さらに、人との出会いもあった。先生や友達と出会い、話をし、行動を共にすることで、新たな自分の長所を見つけたり、知らず知らずのうちに集団でいる時のルールや、規律を知ることができる。　

　また、授業の科目のなかで、五科目(数学、国語、理科、社会、英語)が一般的に大切とされているが、その他(家庭科、保険・体育など)は、生きていく上で必要だ。　

　このように、どうでもいいかなあ、と思われがちなものほど、重要なものは、私の身の回りにもたくさんあった。　

　経験は最良の教師である、というように、｢こんなことしても大丈夫かなあ。｣と考えるのではなく、とりあえず実践してみるのが一番である。そして、自分の起こした行動に否定的にならず、後悔しないことが肝心である。どんなことでも、将来必ず役に立つというわけではないが、思い出にはなると思うので、どんどん積極的に行動を起こすことも大切だと思う。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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