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|   | 「モノ離れ」現象 | 
|    | イチゴ | の | 峰 | の広場
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|    | ミルク | / | あいま | 高2 | 
   最近の広告を見ていると、機能よりも、雰囲気をアピールしているものが多い気がする。それは技術の高度化が平準化を生み、競争商品の間に品 | 
| 質や性能上の差異がなくなった結果、広告がその差異化を担うようになり、おきた現象であるが、はたしてこの「モノ離れ」現象はわたしたちにとっ | 
| てよいことなのだろうか。 | 
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   わたしはたまに、携帯のパンフレットをみる。どれもかっこいい感じのものだったり、かわいい感じのものだったり興味をひく。しかし肝心の機 | 
| 能はというとどれもあまりかわらない。結局みためが自分のタイプのものだったり使いやすそうな感じを受けたモノを選ぶ。シャンプーなどを選ぶ | 
| 時もかなり悩むのだが、最終的にはみためが髪に効きそうなのを選ぶ。ようは自分がうける印象なのだ。 | 
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   確かにみためで選んでよいこともある。しかし食べ物など、ただおいしそうというイメージだけで買ってしまい、実はまずかったなんてこともし | 
| ばしあることを忘れてはいけない。 | 
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   私たちは次から次へとあたらしいものを開発していく。しかしそれに伴って次から次へと追いついてくる。そうして品質、製品の平準化が加速し | 
| 、広告においても同様な平準化が起きた。そのため広告会社は、セットの差、タレントの差、メイクの差、アイデアの差を考え出し、あと追いされ | 
| 、結果的に無個性な表現だけが浮き上がり、広告表現の「モノ離れ」現象が起きたのではないか。商品と関係のない突拍子のないような発現をして、 | 
| インパクトをあたえる広告やコマーシャルもよく見かけるのはそのせいである。 | 
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   このように、どんなに印象をあたえるものでも、大切なのは中身だということを考えなければならない。見た目や雰囲気だけで判断せずに、良し | 
| 悪しを自分で試してわかるようになることが必要である。 | 
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