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アメリカ同時多発テロ事件 オナガの村の広場
クリリン／あかの小6

　アメリカ同時多発テロ事件　

　九月世界に激震が走った。ハイジャックされた飛行機が貿易の中心「世界貿易センタービル」につっこみ次々とテロ事件が起こったからだ。事件の中心がオサマ・ビンラディン率いるイスラム原理主義過激派だと分かると，アメリカはすぐにイスラム原理主義過激派に対して報復攻撃を行った。そしてその戦争によってたくさんの罪のない市民がまきこまれ亡くなった。そしていまだにオサマ・ビンラディンは見つからず報復攻撃は続いて　

　はじめてこのニュースを聞いた時はっきり言ってこんなことがあっていいのかと思った。なぜかというと、たった一つしかない自分の命を捨ててまでもテロを起こした人がいるからだ。たった一つの大切な命はもっと有意義に過ごさなければいけないと思う。そして、そのテロ事件を起こすことによって自分の命を捨てることになるだけでなく，何の罪もないたくさんの人々を殺してしまはなければいけないのだ。そんな恐ろしいことができてしまうというのは一体どんな考えをもっているからなのだろう。宗教によって神様は違う。しかし、どの神様も考えていることは同じだろう。命を粗末にしてはいけない。このようなことをしなかったなら神様だって喜んでくれるはずがないと思う。人はそれぞれ生き方が違う。でも、与えられた一つの命を有意義に過ごすことに関しては同じだと感じた。では、このイスラム原理主義過激派はなぜアメリカに対してテロ事件を起こしたのだろうか。テレビのニュースではアフガニスタンがアメリカに協力したのに見捨てられてそのあと散々な目にあったからアメリカに対してねたみを持っていると言っていた。詳しいことまでは言っていなかったのでよくは分からなかったが，この話を聞くとアメリカが悪いような気がする。でももしこれが逆の立場だったら，とっくに解決しているだろう。なぜなら、アメリカは今世界の中心となっているからだ。アフガニスタンのように国内でも内戦が起こったり，難民がたくさん出て、自分の国の中でさえも収集がつかないというのがアメリカに反抗できない大きな理由だったに違いないと思う。しかし、そこで自分の命を捨ててまでも反抗しなくてもよかったのではと思う。そのときのアメリカへの恨みというのはみんなが納得できるような話し合いなどで晴らせばよかったのではと思う。　

　今起こっているこの戦争をいち早く終わらせビン・ラディンを見つけ出し裁きにかけるべきだと考える。しかし、アメリカにも原因があるのだからそのことについても話し合いでどちらもが平等になるように話し合わなければいけないと思う。そして、ビン・ラディンの財産を使ってこの戦争で壊れた町の復興に使うべきであると思う。わたしたちはこのような事件を目の当たりにしたことによって，いかに戦争というものがいけないのかが分かった。そして悲しむ人、苦しむ人がいかにたくさん出るのかということも分かった。だからこそ，わたしたちが大人になった時には平和な時代が訪れるように争いを無くしていけたらいいなと思う。そして、将来には世界の人々が手をつなぎあって助け合えるそんな世界になったらいいと感じた。なぜなら、地球は丸いのだから。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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