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| 講評 | 
| 題名: | 苦痛なる学習 | 
| 名前: | 雅貴 | さん( | あめす | ) | 小6 | イチゴ | の | 村 | の広場
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| 内容 | ◎ | 字数 | 703 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ○ | 
| 11月3週    わけのわからん自然  野口雅貴 年寄りが行けるような身近な所に、薪採りのできる林があり | 
| 、また、家のすぐそばには洗濯のできるきれいな小川が流れているといった、この素朴な集落の光景は、日本人に | 
| とっての一つの原風景といってもよいだろう。背後に山を背負い前には平野をのぞむ扇状地は、水はけの良い土に | 
| 恵まれ、またその末端のあちこちからは、一度伏流した谷川の水の一部が再び穏やかな小川となって流れ出してい | 
| る。  僕の近くには、薪採りのできる林などない。でも滋賀県には、琵琶湖がある。琵琶湖は、他府県の何も知 | 
| らない人から見れば、きれいな泳げる湖と思われているだろう。しかし実際は、どんな湖だろう。泳げるところは | 
| 一部で後ほとんどのところは汚い。ごみが浮いていたりしている。だから今、きれいにしようといろいろ取り組ま | 
| れている。よしを植えたり、ごみを捨てないようにしたり、たくさんの人が取り組んでいる。今、誰もが良く知っ | 
| ている琵琶湖をきれいにしているのだ。 琵琶湖にはまだ問題がある。食にも関係するだろう。琵琶湖にしか住ん | 
| でいない生物たちが、危ないのだ。なぜなら・・・外来魚のブラックバスなどに食べられるからだ。食にも関係す | 
| るというのは、鮎という魚がいるがそれは食べられるが、それも外来魚に食べられるからだ。何でも強い物が勝っ | 
| ていくとすごくわかりやすく説明されている。 僕たちにとって、自然とは良くわからないものだ。この文も良く | 
| わからないことが書いてあるが、それが自然というものかもしれない。とにかく不思議な物だ。 はじめに本文の | 
| 抜書きをして、地元にある琵琶湖の話につなげているところはいいね。琵琶湖の現状や問題をよく知っているのは | 
| さすがです。他府県の何も知らない人が思っているであろう琵琶湖のイメージと本当は違うということが具体的に | 
| 書けていて良かったよ。本文にあるように、わたしたちは、自然を大事に思い求めている一方で、人間本位の都合 | 
| を優先するあまり自然を破壊しているのも現実です。雅貴くんが「よくわからない」といったのは、正直な意見だ | 
| と思う。人間は、自然とどうつきあっていけばいいのかわからなくなってしまったのかもしれないね。 文の要約 | 
| がむずかしいときは、文のはじめ、中、おわりから抜書きしてまとめるといいよ。 良くわからない→よくわから | 
| ない11月2週    新しさ古さの微妙  野口雅貴 私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。しかし新 | 
| しい物へ、新しい物と人工材料を追いかけてきた。ヒノキは、切られてから二、三〇〇年の間は、強さや剛性がじ | 
| わじわと増して二、三割も上昇し、その時期を過ぎてゆるやかに下降する。原始的で素朴な材料であっても、コン | 
| ピューターでは解明できない側面を持っている。僕の身の回りには、木でできた古い物などは全然ない。しかし機 | 
| 械で古い物ならある。冷蔵庫やストーブなどだ。でもあまり機能や働きが良いといえないだろう。はっきり言って | 
| しまえば悪いということだ。しかし悪いところばかりではない。良いところは、使いやすいというところだ。何度 | 
| も使うと慣れるからだ。ヒノキでできたバイオリンがだんだん音色がよくなるのも一つは、慣れるというのがある | 
| と思う。  新しい方が良いと感じる物もたくさんある。やはり電気製品は新しい方が良いだろう。他には、飲食 | 
| 物がそうだと思う。僕は、滋賀県に住んでいるが、琵琶湖の水を早く飲むことができる。でも大阪だと何か新鮮で | 
| ないような気がする。その理由は、時間が経つからだ。イメージでは、時間が経つと腐るというのがある。 僕た | 
| ちにとって時間が経つというのは、何もかもを動かすという役目がある。古い木と新しい木とでは、どちらが強い | 
| かというのは古い方が強いのだ。時間がそれを動かしているのだ。近くの木もそのうち強くなるんだろうなと思い | 
| 見上げてみた。 本文を通して、自分なりの意見が書けているのがいいです。機械は新しい方がいいにきまってい | 
| ると思いがちだけれど、慣れて使いやすくなるという点では古いものも良いという考えは「なるほど」と思ったよ | 
| 。先生は冷蔵庫でも洗濯機でも新しい製品が出ると「いいなぁ、欲しいなぁ。」ってすぐに思ってしまうけれど、 | 
| そういえば新しいものを買ったときは説明書を見ながら使い方がわかるまで結構大変だったりするよね。「バイオ | 
| リンの音色が良くなるというのも一つは慣れるというのがあると思う。」というところもおもしろい意見だね。演 | 
| 奏者がだんだんそのバイオリンに慣れて上手になるっていうことも、十分考えられるからね。新しい方が良いもの | 
| として、琵琶湖の水をあげているのは、滋賀県に住む雅貴くんならではだね。そして、新しい古いというところか | 
| ら時間ということを考えているところはなかなかの思いつきだよ。最後の「見上げてみた。」で終わるのがとても | 
| 印象的でいいよ。11―4週 清書我が家の時計  野口雅貴 「パッポー」「やばい七時半や」僕の家には、前ハ | 
| ト時計があった。三十分に一回なる時計だった。 結構前からハト時計はつぶれていた。でもまだ何とか使えるの | 
| で何とか使っていた。ハト時計は、長針と短針が重なるところでよく針が止まる。夜寝て朝起きるとだいたい、決 | 
| まった時間で針は止まっていた。一時五分が一番多かったのじゃないかと思う。なぜ時計が止まるかというと、一 | 
| つ部品がなくなったからだ。その部品がなくなったのは、理由がさっぱ~~~りわからない。でもその時計は、つ | 
| ぶれてもおかしくないだろう。なぜなら、買って使われてから約十四年も経っていたのだから。自分よりも年をと | 
| っていたのだ。まるでベテラン教師のようだ。ある日、僕が学校から帰ると、ハト時計がなくなって、変わりに新 | 
| しい時計が壁に居座っていた。やっと新しいのを買ってきたのだ。「あっ、新しい時計買ってきたんやな」「そう | 
| やすごいやろ、電波を受信しているから一秒も狂いがないんやぞ」と父が自慢げに僕に言った。「そういや前の古 | 
| いハト時計は?」と僕が聞くと母が「それは今度の燃えないゴミで捨てる」と答えた。その時計を使い始めてから | 
| 約一ヶ月がたって、改めて前のハト時計の良さがわかった。ハト時計を使っていたときは、何度もうるさいハトが | 
| 鳴く時計だと思っていた。しかし今では、ハトが鳴いてくれないから時計を見ないと時間がわからなくなった。  | 
| 僕たちにとって古い物は、「なんだ、このおんぼろ」と思うかもしれないけれどもそのものがなくなってから、壊 | 
| れてから大切さを改めてわかるものだ。母の事をうるさいオバサンと思っていても、何か病気になってから母が大 | 
| 切だということがわかるのだ。 突然やってきたはと時計とのお別れ。雅貴君の複雑な思いがよく書けています。 | 
| 12月1週寝坊最悪  野口雅貴  「うわっ、やばい分団に遅れる」僕は、最近寝坊が多い。学校に遅れるという | 
| 寝坊ではないが、分団に遅れそうになるのだ。 僕の学校は、分団(集団)で学校に行く。僕は、その分団の分団長 | 
| だ。しかし最近、五分くらい遅れる。理由は良くわからない。寝坊して急ぐ時は、まるで、電車のように超特急で | 
| 、ご飯を食べたり、階段を上り下りしたりする。十時ごろには、布団に入って寝ているが朝、七時ぐらいにしか目 | 
| が覚めない。目覚ましは、五時五十八分に、セットしている。自分でも理由がわからないと言った、しかし思い当 | 
| たることが否定することは出来ない。一つの問題は、今は、どうでもいいと思いほったらかしにしているが、前、 | 
| 分団でふざけている二年を連れて行かないと思って、困っていたこと。それにもう一つは、学校に行くのがいやと | 
| いう心をどこかにもっているかもしれない。だから最近、寝坊が多いのかも。 よく、アニメの「ドラ○もん」で主 | 
| 人公っポイ「の○太」が寝坊して遅刻するシーンがある。そのアニメを見ていて、あんなことが出来たらいいなと思 | 
| うことがある。寝坊すると、すぐに飛び起きてから、一分も経たない間に、かばんを背負って、口にパンを銜えて | 
| 、超速く走ることだ。しかしその動作の中に一つやらないほうが良いと思うものがある。パンを銜えて移動するこ | 
| とだ。なぜなら下品だから。それにのどが渇くし、のどにパンが詰まる。もちろん、米を食べながら、移動するこ | 
| ともダメだと思う。「の○太」にはどういう遅刻する原因があるのかぜひ知りたい。僕が思いつくのは、「ジャ○ア | 
| ン」達にいじめられるからかなと思う。 僕達にとって寝坊は、非常に困ることだ。しかし何か必ず原因があると | 
| 思う。「早起きは三文の得」と言うので出来るだけ早く起きたい。 寒くなってくると特に朝がつらいよね。あった | 
| か~いお布団の中でいつまでもごろごろしていたい・・・。そう思わない?いやなことがある日はいっそう起きる | 
| のがいやになったりする。雅貴君の気持ち、わかるなぁ。わたしもマラソン大会の練習がある日は、いつも風邪で | 
| もひかないかなぁって朝からだらだらしていたものです。夜ふかしをしているわけでもないのになぜか朝起きれな | 
| い。やっぱり気持ちとからだはつながっているのかな。これといって理由はないけれど、何となく学校に行きたく | 
| ないってこともよくあることじゃないのかしら。でも雅貴君のいうとおり「何か必ず原因がある」のかもしれない | 
| ね。 思いっきり朝寝坊してみたいと思って本当にやってみたら一日中だらけてしんどかっただけでちっとも気持 | 
| ちよくなかったことがあります。反対に少し無理をして早起きして、とってもひさしぶりにラジオ体操(知ってる | 
| かなぁ・・・)をやったらすごく気持ちよかったよ。気分がよければ早起きできるのか、早起きすれば気分がよく | 
| なるのか?わたしはどっちも正しいと思うんだけど、雅貴君はどうかな? ドラえもんのシーンを思い出すなんて | 
| おもしろい。そういえばよく走っているよね・・・。それを見ながら雅貴君はいろいろ考えているんだね。やめた | 
| ほうがいいと思う理由を書いていることと、いじめられるから遅刻するのではないかと想像したことを書いている | 
| のはとてもいいことです。しかし思い当たることが否定することは出来ない→しかし思い当たることを否定するこ | 
| とはできない『出来る』はひらがなのほうが一般的です。連れて行かないと思って、困っていたこと→連れて行き | 
| たくないと思って・・・どこかにもっているかもしれない→どこかにもっていることかもしれない主人公っポイ→ | 
| 主人公っぽい銜える→くわえる12月 2週自分の泉  野口雅貴  僕は、将来学校の先生になりたいと思う。し | 
| かし学校は、学校でもいろいろ学校がある。その中でもなりたいのは、小学校の先生なのだ。なぜだか、小学校の | 
| 先生になりたい理由は、はっきりわからない。でも、心の中に何か思う心がある。小学校の内容だったら、ばかな | 
| 人でもある程度勉強しておけばなれるというような気があるからだ。でも現実は、もちろんそんな簡単なことでは | 
| ない。元担任の先生に、「学校の先生になりたいなぁ」と話していたら、「いま現代試験は結構難しいぞ」と言っ | 
| ていた。さらに「野口(僕のこと)のクラスの担任の先生は、いま現代の試験を受けて合格した先生だから賢い先生 | 
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