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|   | 流行の言葉 | 
|    | イチゴ | の | 池 | の広場
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|    | 佐保 | / | あるま | 中1 | 
   社会が変化している以上、語源の通りの用法が正確ということは、現状に合わなくなる。言葉は各人の言語意識によって動いていくようであり、 | 
| その言語意識を作り上げるのは、経験や教養、学校で受けた教育である。私は、現状に合わない言葉(使い方が正確でない言葉も)でも、気にしな | 
| いで今まで通りに使うべきだと思う。 | 
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   第一の理由は、たとえ現状に合わなくても、個人個人は分かる言葉であれば、良いと思うからだ。例えば、方言のことである。私は、奈良生まれ | 
| の奈良育ちなので、関西弁を使う。これは、関西人でない人にはなかなか通じないものであるが、私はそれが関西人独特であって、いいと思う。私 | 
| は方言が好きだ。だから、関西弁を使った芸能人(kinki kids  | 
| etc...)などには、どこか身近な(ただの思い過ごし?)感じがする。とにかく、方言にはどこか暖かみが感じられるのだ。 | 
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   第二の理由は、現状に合わない言葉は無理に現実に合わせなくても、時間が経つと自然と変わっていくものである。江戸時代や明治時代にはなか | 
| った言葉でも今は当たり前のように使われているというものはとても多い。それだけでなく、コンピュータについても(たった)3年前になかった | 
| ことも今では使われていて、それを気にする人は少ないのである。例えば、今で言う「ケータイ」とは、携帯電話のことであるが、明治時代なんか | 
| の人たちには意味さえさっぱりだったろうが、それからいくらか時代が流れてもまだ、「ケータイ」だけでは分かりにくかった思う。それが今では | 
  「ケータイ」の一言でほとんどの人は携帯電話のことであると分かるだろう。 | 
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   確かに、話し相手に合わせないと誤解を招いたり、会話がうまく通じない場合もある。しかし、 | 
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   「蟹はその甲羅に合わせて穴を掘る」 | 
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   というように、言葉も時代に合わせた使い方に変化していくのである。 | 
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