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| 講評 | 
| 題名: | 宗教 | 
| 名前: | 太公望 | さん( | うの | ) | 高2 | アジサイ | の | 峰 | の広場
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| 内容 | ◎ | 字数 | 1455 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ○ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ | 
   新年早々の力作。60分でこの字数、この内容の濃さは立派!じっくり集中してよくがんばっていたものね。 " | 
| ☆" 宗教について語るとき、もちろん、あのテロ事件から発展した戦争のことに触れないわけにはいかないね。 | 
| 今回の戦争に限らず、歴史を振り返ってみると、戦争には宗教が深くかかわっているね。テロ事件が宗教戦争へと | 
| 発展していった過程についてしっかりとらえることができているよ。宗教戦争になる条件も挙げられているけれど | 
| 、それぞれの宗教が排他的であるという点に根本的な原因がありそうだね。 「この世に宗教がなければどれほど | 
| の戦争が起こらないですんだだろうか」とは、皮肉な話だね。本来ならば、戦争を好む宗教などあるはずはなく、 | 
| どの宗教も元々は人間の幸福のために存在するはずなのに。また、当然のことながら、どの宗教であろうと、純粋 | 
| にそれを信仰する人々に罪があるはずもないよね。もう一度宗教は何のために存在するのか、原点に返って考えて | 
| みる必要がありそうだね。そして、うの君が指摘するように、一番大切なことは、「自分とは異なることをいかに | 
| 理解していくか」ということだね。これは、もちろん地球規模で考えていかなければならない課題だけれど、もっ | 
| と身近なところにも思い当たる例はたくさんありそう。 最後に引用してくれたアニメからの一言は、名言集にあ | 
| る名言以上にうの君の言いたいことにぴたりと当てはまるね。(笑)正義の名を借りた暴力を許すわけにはいかな | 
| い。相手を排除し、叩きのめすことだけを考えるのでは平和な未来はない。宗教間の対立は、奥が深いため、簡単 | 
| に解決はできないかもしれないけれど、平和に共存する方向で理解し合っていくことが一番求められていることだ | 
| ね。思わず、「神様、世界が平和になりますように。」などといとも簡単に祈ってしまうのは、日本人だから?  | 
| 問題提起の第一段落、それに対する原因をさぐる、第二、第三段落、反対意見への理解を示しながらの結びという | 
| 構成もしっかりできているよ。 "☆"  ▲第二段落 「平気」→「兵器」 第三段落 「張り付けた」→「貼り | 
| 付けた」▲細かいところですが、「~し」や「~が(逆接)」の後には読点を打った方がよいでしょう。 【例】 | 
| 第1段落2行目、「戦争へと発展し、そして宗教戦争という……」    第2段落1行目、「見込みであったが、各 | 
| 国の……」☆いつもまじめにこつこつとがんばっているうの君、自習もきちんとやっているんだね。すばらしい! | 
| 今年も自分のペースで一歩一歩着実に進んでいこう! "☆"   "☆"   "☆" | 
|    | メグ | 先生( | じゅん | ) | 
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