| 普段私たちは |
| エンジュ | の | 滝 | の広場 |
| 馬のしっぽ | / | はり | 中3 |
| コインは丸いとみなされているが、水平方向から見れば薄い長方形に見える |
| 。このように、ものごとはいろいろな角度から見ることが出来る。こんにち価 |
| 値の多様化が必要になっている。そのためにはレトリック感覚を持つことが必 |
| 要である。 |
| 私は、柔軟性を持った人になりたい。 |
| 中学に入学して決められたクラスに行くと、暗めの女子がいる事に気がつい |
| た。私はその子とあまり話をしなかった。ある日私が学校へ行く途中、信号待 |
| ちをしていると、その子がいた。私は少し勇気を出して「おはよう」、と声を掛 |
| けてみた。彼女も「おはよう」と返事をしてくれた。少しの間だったけど私は彼 |
| 女と話をした。最初は言葉の数が少なかった彼女も、段々笑ったり、話しを膨 |
| らましたりしてくれた。そして、登下校時に彼女のほうから見つけると、「お |
| はよう」などと声を掛けてくれるようになった。彼女は暗いのではなく、人見 |
| 知りが激しいだけなんだなぁと思った。 |
| 障害者は特別な人だ・不幸な人だと私たち健常者は思っている。〔私たちは |
| 賢長じゃと思っている人もいるかもね(笑)〕でも、実際の障害者は自分を特別 |
| な人だと思っていないし、不幸な人だとも思っていない。体のどこかが不自由 |
| だったとしても、それはそれで自分は幸せな人間だと思っている。私たちもそ |
| の考えを理解しなければならない。 |
| しかし、このようにいろいろな角度から見過ぎていると、自分は何をすれば |
| 良いのか・どのように行動すれば良いのかわからなくなる。行動に移すために |
| は、多少の固定的な見方も必要であろう。現に世界の歴史に名を残した人達は |
| 、固定的な見方で行動をしている。 |
| だが、『できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わ |
| せて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である』とあるように、私 |
| たちはいつも新しい考えを持ってものごとを考える必要があるのではないかと |
| 思う。 |