| わーい誉めてー | 
| イチゴ | の | 谷 | の広場 | 
| 幸子 | / | あさも | 中2 | 
| うちの母は、ほとんど絶対といってもいいほど誉めたことがないと思う。こ | 
| の前のテストで、理科の二分野と国語は、すっっごーく悪かったが、英語と理 | 
| 科の一分野は、すごく(自分的に)よかった。なのに、「まったくもう、国語 | 
| は今回がんばりなさいって言ったでしょ!理科二もなによ、この点数は…!プ | 
| リプリグチグチネチョネチョブーブークドクドギャアギャアブリブリ…」と怒 | 
| ってきた。それを私は、゛あんたのそのグチ聞いてる時間がムダなんだよ勉強 | 
| してたほうがマシだよ”というような思いと゛英語と理科一誉めてくれたって | 
| いいじゃん!”という思いとともに、聞いていた。 | 
| 確かに短所を指摘する事も、その短所を直すことも、大切なことである。な | 
| ぜならば、短所というのは自分では見えにくいからだ。その、見えない短所を | 
| 他人に指摘してもらうことは非常に大切だ。そして、指摘してもらった短所を | 
| 直せるように努力していくことはもっと大切だ。 | 
| しかし、短所ばかり指摘されると、落ち込む。ついには、「くそう、私はそ | 
| んな奴さ…フフフフフ…いいとこなんてないのさ…ハ-ッハッハッハッハ…」 | 
| とこわれてしまう。だから、人格を維持するためにも、誉めることは大切だと | 
| 思う。誉めて誉めて誉めまくれば、「そうか、私も結構…できるんだなあ。が | 
| んばろーっと!」とやる気が出てきて、どんどん向上し、誉めるべき事柄が増 | 
| え…といいほうへとむかっていく。そういう主義であるアメリカなどは、゛天 | 
| 才”と呼ばれる人や、゛秀才”と呼ばれる人達が増えていく。 | 
| しかし、誉めすぎると、逆に、「僕は天才さ…何もしなくても、こーんなこ | 
| とも、あーんなこともできちゃうのさーっ」と思ってしまい、゛おごる平家は | 
| ひさしからず”秀才と呼ばれる人々に抜かされてしまう。だから、私は誉める | 
| ことも短所を指摘することも大切だと思う。 |