| 言葉をもった機械 | 
| アジサイ | の | 村 | の広場 | 
| はるる | / | くあ | 小6 | 
| 人間と進歩発展 | 
| 人間は機械と同じなのだろうか。人間は複雑な機械にすぎないのだろうか。 | 
| もちろん、人間は機械に似たところもある。そこで、人間のことを機械を研究 | 
| する様に研究するのも無意味ではないけれど、しかし、そこでわかることは人 | 
| 間の一面だけなのだ。 | 
| 機械を作る科学は急速に進歩しているが、科学では生物や人間のことは必ず | 
| しもわからないのだ。機械と人間は同じではないからだ。 | 
| 変わってゆくのが人間だが、それは、ただ変わるのではなくて、進歩し、高 | 
| 等になってゆくのだ。つまり、人間はただ死なないように行動しているという | 
| のではなく、進歩発展するという点で機械と違うのだ。生きるとはそういうこ | 
| となのだ。 | 
| これと似た話は、銀行などのやつで機械の女の人が、「アリガトウゴザイマ | 
| シタ」などと言うが、もちろん人間を真似て作ってあるのに、どこか人間と違 | 
| ってぎこちない。どこが違うかと言うと、人間は、表情のある個性的なものな | 
| のだ。しかし、機械は、表情もなくいつも同じ事を言うつまらないものなのだ | 
| 。 | 
| 人間は機械と違って、いつも進歩発展をしているのだ。 |