| やっぱりお母さん | 
| オナガ | の | 泉 | の広場 | 
| しっぽ | / | ほし | 小5 | 
| 私の母は、とても優しい。いつもにこにこしている。優しい所は沢山あるけ | 
| れど、一番いいなあ、見習いたいなあ、と思う所は、私の悩みや、いやだった | 
| 事、傷ついた事を相談する時、本当に真剣に聞いてくれる所だ。例えば、学校 | 
| での話だけれど、私のいやだった日の五時間目は、学級会だった。ところが、 | 
| みんなおとなしいので、なかなか手を挙げて発言する事ができなかった。する | 
| と、先生がいらいらしてきて、 | 
| 「何でみんな手を挙げて発言できないのかなあ?ねえ、志帆ちゃん。」 | 
| 「志帆ちゃん」と言う言葉をすごく強い声で言ったので、すごくショックで | 
| 、それにすごくくやしかった。だって真剣に聞いていたし、どうしたらいいか | 
| も、ちゃんと考えていたからだ。その時、私は、先生は私の事をきらっている | 
| んだ、と思った。 | 
| 家に帰ったらまず一番に母にその話をした。すると、母は、 | 
| 「あなたはしっかりしているから、意見をもとめているんじゃない?」 | 
| と、言われて、すごくすっきりしたし、納得できた。 | 
| 私も母のように、人の意見を真剣に聞いたり、人が納得できる意見を持ちた | 
| いと思った。 |